ブログ記事で見込み客と信頼関係を築くには、あなたの専門知識やスキルを示すだけでなく、「あなた」の話をしていきましょう。
あなたが心を開くことで相手も心を開いてくれます。
どのような「あなた」の話をするのか
たとえば、あなたが犬を飼っているのであれば、どんな犬を飼っているのか? どうして飼い始めたのか? 何て名前なのか? いつもの散歩コースは? など、あなたと犬のことを話します。
あなたの犬の話は、直接、商品やサービスの販売につながりません。でも相手には、「あなたは犬が好き」ということが伝わります。相手も犬が好きであれば犬の話で盛り上がれます。
だってお互いに共通の話題で、お互いに犬好きですから。もちろん盛り上がりますよね?
子どもが少年野球のチームに入っているとか、水泳やピアノを習っているのであれば子育ての話で盛り上がれます。
お酒が好きであればお酒の話で盛り上がれますし、食べ歩きが趣味であれば最近食べた美味しいものの話で盛り上がれます。
最近見た映画の話でもいいですし、最近見たテレビの話や最近読んだ本の話でも、最近行ったディズニーランドの話でもOKです。
このようなトピックの一つひとつが、売り手のあなたを血の通った人間として証明してくれます。感情レベルで見込み客とつながれるようになります。
でもプライベートをさらしたくない
ひょっとして、そう思いましたか?
こういうやり方を勧めると、必ずと言っていいほど、プライベートをさらしたくないと反論されます。「仕事の場にプライベートを持ち出すのはおかしいんじゃないか?」と言われることもあります。
なので、別に強制はしません。
でも。
でも、ですよ。
ビジネスでは、相手と感情レベルでつながることがとても重要です。
たとえば、ここに二人のセールスマンがいるとします。
一人は完璧なセールストークと高度な販売テクニックを持ったセールスマン。それともう一人は「2歳の双子の父親です。休みの日は一緒にお風呂に入るのが僕の仕事です」というセールスマン。
どちらに人間味や親しみを感じるでしょうか? どちらから買いたいと思うでしょうか? どちらと長いお付き合いをしたいでしょうか?
悩みを打ち明けられる相手とは?
詰まるところ、ビジネスは価値とお金の交換です。これを言い換えると、相手の悩みを解決して代価を得るということです。
そこでちょっと考えてみてほしいのですが、、、
あなたはどんな相手だったら自分の悩みを打ち明けられますか? (ビジネスであれば、あなたはお金を払って相手に悩みを聞いてもらうことになります)
おそらくは、あなたの悩みを解決する力を持っていて、信頼できる相手ですよね。
「悩みを解決する力」とは専門的な知識やスキルのことであり、「信頼」とは相手との関係性のことです。「信頼」 を言い換えると、相手に自分の心を開くということになります。
「自分は心を開かないけど、あなたは私に心を開いてほしい」
そのような相手に自分の悩みを打ち明けるのはためらうのではないでしょうか?
悩みが深かったり、デリケートな問題であるほど相談する相手を選ぶはずです。
これは人間関係の基本とも言えますが、あなたが心を開くから相手も心を開いてくれるのです。
だから集客ブログであなたの話をするというのは、恥ずかしいとか、プライベートをさらすのがイヤだとか、そんな低次元の話ではありません。見込み客が安心してあなたに相談したり、あなたの商品やサービスを買ってもらうための取り組みなのです。
集客ブログで取るべきスタンス
もちろん集客ブログの目的はビジネスなので、ある程度の節度は必要です。
単にゴルフの腕前の自慢ばかりとか、「インスタ映え」するカッコいいライフスタイルをひけらかすだけ、というのは逆効果です。そんな話ばかりされてもウンザリですよね。
それよりも見込み客と仲良くなりたい、そのための話題提供というスタンスで、そこにほんの少し、ビジネスメッセージを含ませるのが正解です。間違えないでくださいね。含ませるのはセールストークではなく、ビジネスメッセージです。
見込み客があなたのブログ記事を読むのは、自分の悩みを解決するための情報収集であって、気の合う友人を探すことではありません。だから話題提供といっても、単なる日記で終わらせるのではなく、見込み客に伝えるビジネスメッセージが必要です。
まとめ
人は感情でモノを買い、理屈で正当化する
この言葉の通り、私たちは感情レベルで意思決定を行います。
そこには商品が優れているとか劣っているとか、サービスが良いとか悪いだけでなく、それ以前の話として、売り手と買い手の関係性が欠かせないのです。
だから、集客ブログで信頼されるには「あなた」の話が必要です。専門的な知識やスキルだけでなく、あなたのこともどんどん伝えていきましょう。
あなたが心を開くことで見込み客も、もっと心を開いてくれるはずです。
【無料レポート】「インターネット集客の教科書」
そんな怒りにも似た気持ちで、私はこのレポートを書きました。
いつも思うのは、 「インターネットを使えばもっと簡単にできるのに」ということ。
事実、見込み客だけでなく取引先や従業員まで、あなたのビジネスに関係 するすべての人をもっと簡単に集めることができます。それもあまりお金 をかけずに、です。
インターネットを使えば資金力のある大企業とだって戦えます。
というよりも、インターネットを使わないと勝負になりません。 潤沢な資金のある大企業があなたのテリトリーに攻め込んできら、まず 太刀打ちできないでしょう。