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セールスレターの鉄板ネタ、「ピアノコピー」のパクり方

私がピアノの前に座るとみんながドッと笑った。でも弾き始めると、、、

ピアノコピーとは?

ピアノコピーとは、伝説のコピーライター、ジョン・ケープルズが書いた音楽学校の通信講座に勧誘するための広告コピーです。

書かれたのは1920年代ですが、当時のアメリカ人ならだれでも知っているといわれるほどの超有名なコピーで、コピーライティングの世界で何十年とパクられ(使われ)続けた不朽の名作です。

どうしてほとんど変わらないまま何十年とパクられ(使われ)続けたのでしょうか?

理由はストーリーを語っているから。それも読み手をグッと惹きつける、じつに巧妙な心理テクニックを忍ばせて、語っているからです。

なぜピアノコピーが使われ続けるのか?

「私がピアノの前に座るとみんながドッと笑った」

そのときの笑いは「あいつにピアノが弾けるわけない。失敗するに決まっている」という、いわば嘲笑。そして、間違いなく「私」は逆境におかれた弱者です。

人から笑われたくない、人前で恥をかくのは嫌だと、だれもが思っています。もし逆境におかれたのが自分だったら、、、現実の世界で自分がそうなるのは避けたいけれど、想像の世界(ストーリー)で逆境の主人公を自分に置き換えるのは好きなんです。

「でも弾き始めると、、、」

嘲笑されるであろう目を背けたくなるはずの場面からまさかの展開。ピアノを弾ける自分を証明してみせたことで、「私」に感情移入していた私は、ドヤっと勝ち誇るか、見返してやった優越感に浸るか、きっと気分が高揚するでしょう。

そう、私たちはこういうストーリーが大好きなんです。

マンガでも映画でも、強い主人公が当たり前のように勝っても全然面白くないですよね? それではドラマになりません。「判官びいき」という言葉があるように、弱い主人公が強敵を倒すから痛快で面白いのです。

私たちの感情はそんなストーリーに反応するようにできています。主人公に共感し、その続きが気になり、物語にグイグイ引き込まれていきます。

逆境の主人公がそれを跳ね返すという逆転劇。共感のスイッチが入ったら、もう最後まで読まずにはいられない。この人間の感情は今も昔も変わりません。

だからピアノコピーが何十年も使われ続けてきたのです。感情のメカニズムが根本から変わらない限り、この先もずっと使われていくでしょう。

パクって、パクって、パクりまくる

優秀なコピーは絶対にパクりましょう。

ここでいう「パクる」とは、コピーをそっくりそのまま使うのではなく、アイデアを拝借するという意味で、コピーライティングの世界では常識的なことです。効果実証済みのアイデアを使わないほうが、「頭がどうかしてる」と心配されるくらい、やるべきことなのです。

一流のセールスライターほど、新しいコピーをゼロから考えません。

どうしてかというと、まったく新しいアイデアなんて、そうそう生まれるものではないし、成功するかどうかもわからないからです。それよりも過去にヒットした、つまり効果が実証されているコピーがあるのだから、それを再利用したほうがヒットする確率が高いとわかっているのです。

お気づきの通り、マンガでもドラマでも人気が出るのは過去にヒットしたアイデアのパクリばかりです。「主人公の挫折と成長」「魅力的なヒロイン」「強敵の出現」など、ストーリーや表現を少し変えただけで、アイデア自体はみんな同じです。

だから、もし反応の高いセールスコピーを書いたり、売れるスクリプト(原稿)を作る場合は、大ヒットした過去のアイデアをどんどんパクりましょう。

ピアノコピーのパクり方

大成功したピアノコピーのアイデアは、多くのセールスコピーに使い回されています。

いくつか例を挙げるので参考にして、あなたも上手にパクってみて下さい。

「私がウェイターにフランス語で話しかけられると、みんなニヤニヤして見ていました。でもフランス語で返事をすると、今度はあっけにとられたのです」

ケープルズのピアノコピーは、その後もケープルズによって、同じようにフランス語の通信教育の広告にも使われました。当たり前と言えば当たり前ですが、見事なパクりっぷりですね。

ほかにも、こんなパクり方はどうでしょうか?

「ベストスコア128のぼくがゴルフクラブを握ったら、みんなが笑った。でもそのショットを見たとき、みんなは、、、」

「会社を辞めて独立するといったら、同僚たちがお前には無理だと決めつけた。でも独立して一年後に再会すると彼らの態度が変わった、、、」

コツがわかると意外と簡単ではないでしょうか。とてもパクりやすくて効果絶大なので、セールスコピーを書く人はしっかりと覚えておいてください。

まとめ

基本形は「ダメな主人公。でもじつは、、、」という展開です。

逆境の主人公の見事な逆転劇。このようなストーリーを私たちは最後まで読まずにはいられません。すごく反応されやすい鉄板ネタです。

セールスコピーをゼロから考えてはいけません。

コピーライティングの常識、売れるセールスコピーを作るには、効果実証済のアイデアをパクることです。

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