ほとんどの場合、ブログ記事が読まれるかはヘッドライン(見出し)で決まります。
きっとご存知ですよね?
私たちは平均するとたった1.8秒の間に、目にした情報の価値を判断します。なので、その1.8秒でどれだけ読み手の興味を引いて、続きを読みたいと思ってもらえるかが勝負になってきます。だからヘッドラインはとても重要というわけです。
このヘッドラインに関する技術は今から130年くらい前に生まれたジョン・ケープルズという人物によって発見されました。そう、あの「ピアノコピー」で有名なケープルズです。
その技術の軸となるのが「最も効果的なヘッドラインに含まれる6つの要素」です。
この6つの要素を頭に入れて、ぜひあなたも1.8秒の世界を制するヘッドラインを作ってみてください。
最も効果的なヘッドラインに含まれる6つの要素
利己心
利己心にアピールすることが私たちの最初にして最も重要な仕事だ。
利己心が読者に広告を最後まで読ませ、Eメールを開かせ、クリックしてウェブサイトを開かせる理由を与える。
当たり前に思われるかもしれないがこの決まりが守られていない例が意外に多い。
例えば、ありがちな見出しで「ブログを更新しました」みたいものがあります。でも、熱烈なフォロワーでもない限り、ほとんどの読み手はこの見出しから自分のメリットを感じることはありません。
つまり興味がないので読まない、となります。あなただって何も得るものがなければわざわざ読もうとは思いませんよね?
だから見出しでは、直接的でも間接的でも「読み手にどんなメリットがあるのか」を伝える必要があります。
新しい情報
新商品や従来の商品の改良など、新しい情報があるならその事実を見出しに必ず入れること。
どんな新しい情報でもヘッドラインで強調するべきである。
新しい情報というのは常に価値があります。
というのも、人は根源的な欲求として「自分だけ知らないのはイヤだ。世の中に遅れるのは避けたい」と願っているからです。新しい情報に対して自然と関心が向くように私たちは脳内レベルでコントロールされています。これにはなかなか抗うことはできません。
好奇心
見出しの中で、ただ好奇心だけをかきたてようとしてはいけない。
好奇心には強い力がある。でもそれは利己心や新しい情報と組み合わせた場合に限られる。
ここ、意外と多くの人が間違えるポイントです。
じつは好奇心というのは重要ではあるものの、「利己心」や「新しい情報」に比べるとあまり強い感情ではありません。
例えば、「僕の秘密」のような好奇心だけに訴求する見出しよりも、「年収380万円の僕がたった3年で2800万円を貯めた蓄財の秘密を教えます」という、利己心と好奇心の合わせ技で訴求したほうが効果的です。
ポジティブ
悲観的な、あるいはネガティブなイメージだけを与えるヘッドラインは出来る限り避けること。
ネガティブな言葉で始めなければならないとしても、必ずポジティブな見方も付け加える。
ネガティブよりもポジティブな見出しにします。ネガティブな言葉はかなり強力ですが使い方には気をつけなければなりません。
というのも、人はあまりにも恐怖すると事実から目を背けたり身動きが取れなくなってしまうからです。読む気がなくなってしまうかもしれません。
「ヘビに睨まれたカエル」と言えばわかりやすいでしょうか?
手早く簡単な方法
読者が望んでいるものを手早く簡単に手に入れられると約束するヘッドラインは非常に訴求力がある。
基本的に私たちは怠け者です。受け身で何でも片付いてほしいと願っています。
何かを手に入れるのに、「アレをして、コレをして、そのあとアレをやって、、、」。こんな具合に、やることがいくつもあると、面倒くさくなって行動を起こしません。
だから、できるだけ「手早く簡単にわかる」と伝えることでかなりの確率で本文に引き込めます。
信頼性
見出しには信頼性が必要だ。
話がうますぎて本当とは思えないものは失敗する。
妥当で現実的な見出しのほうが効果的。
先ほどの蓄財の秘密で言うと、「数億円を貯めた」だと話が大きすぎてちょっと信頼できませんよね。
胡散臭く思われたり、「嘘つけ」とか、「そんなうまい話あるわけない」と読者に疑われ、スルーされてしまいます。
それよりも「2800万円を貯めた」のほうが現実的で、その秘密って何だろう? と興味を持ってもらえそうです。それに具体的な数字を示すことで信頼性も上がります。
まとめ
聞いてみると、ごく当たり前のことばかりですが要素が一つも入っていないヘッドラインは少なくありません。
この「6つの要素」を意識して、一つまたは二つ以上含めていくと読み手に刺さる見出しが作れます。ケープルズも私も保証します。
あなたも1.8秒の世界を制する見出しを作っていきましょう。
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