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集客の勝ちパターンの作り方。イソップ寓話『ロバを売りに行く親子』の物語より

集客の勝ちパターンの作り方。イソップ寓話『ロバを売りに行く親子』の物語より

今日は集客の勝ちパターンの作り方についてお話しします。

あなたはブレずに集客活動していますか?

Facebookマーケティング、Twitterマーケティング、YouTubeマーケティング、、、

マーケティングの名を借りて、次から次へと新しいマーケティング手法が登場し、店舗アプリやLINEαなど、次から次へと集客ツールが登場しています。

せっかく作った集客アプリが半年で型遅れになってしまった!

そんなことが当たり前のように起こっています。

そんな変化の早い時代にどうやって集客の勝ちパターンを作っていけばいいのか?

その答えに、あなたにイソップ寓話『ロバと親子』の物語を紹介したいと思います。

ロバを売りに行く親子

市場でロバを売るため、親子とロバが田舎道を歩いていた。

すると道ばたで井戸水を汲んでいた女の子たちがそれを見てこう言った。

「なんて馬鹿な人たちでしょう。どっちか一人がロバに乗ればいいのにね。せっかくロバを連れているのに乗りもしないなんてもったいない」

父親はそれもそうだなと思い、息子をロバの背中に乗せてやった。

 

しばらく行くと、老人たちがたき火をしているところに通りかかった。すると老人の一人がこう言った。

「今どきの若い者は年寄りを大切にしない。ごらんよ、年をとった父親が疲れた様子で歩いているのに、あの子はロバに乗って平気な様子じゃないか」

父親はこれを聞いて、それもそうだなと思った。

そして息子を下ろして、今度は自分がロバに乗った。

 

またしばらく行くと、子どもを抱いた三人の女たちに会った。

すると一人の女がこう言った 。

「まったく恥ずかしいことだよ。子どもがあんなに疲れた様子なのに、どうして歩かせておけるんだよ。自分は王様みたいにロバに乗ってさ」

そこで父親は、息子を鞍の上に引き上げて自分の前に乗せてやった。

 

またしばらく行くと、数人の若者たちに出くわした。

すると一人の若者がこう言った。

「君たちはどうかしているんじゃないか。その小さなロバに二人が乗るなんていうのは無慈悲だよ。ロバをいじめていると言われても仕方がないぜ」

その通りだと思った二人は、ロバから下りた 。

そして父親は息子にこう言った。

「こうなったら、二人でロバを担いでいくしかない」

二人はロバの後足と前足をそれぞれ綱で縛って、道ばたに落ちていた丈夫そうな棒を拾ってその間に通した。

息子が棒の片方を、父親がもう片方を持って、えんやえんやと担いで歩いていった。

町の人たちはこの様子を見て、手を叩いて笑った。

もうおわかりですよね。

この話の教訓は人の意見を聞きすぎてはいけないということです。

人の意見を聞きすぎてはいけない

この物語では女の子、老人、三人の女、若者がそれぞれ自分たちの視点で、ロバを連れた親子に向かって言いたいことを言っています。言われた親子はいちいちその意見を取り入れて、最後にはみんなの笑い者になってしまいました。

つまり、この話は自分たちで意思決定することの大切さを説いているのです。

これって、私たちのビジネスでも同じですよね。

集客の勝ちパターンを作るには

マーケティングでもありがちなのが、SNSが使えると聞いたらFacebookで「いいね!」を集めたり、Twitterでつぶやいてフォロワーを増やしたり、LINEがスゴイと聞いたら「友だち登録」を増やそうと頑張ってしまう・・・

もちろん、それぞれに便利な集客ツールではあります。でも重要なのは自分の集客に合っているかどうか。

それを判定するにはこの3つに照らし合わせるのが有効です。

  • マーケット(市場)・・・誰に言うか(Who)
  • メディア(宣伝媒体)・・・どう言うか(How to)
  • メッセージ(セールスコピー)・・・何を言うか(What)

とくにマーケット(市場)は最重要です。

今の時代は顧客主義。自分の必要とする顧客を明確にできるかどうかがビジネスの明暗を分ける時代です。

顧客が定まれば、どのメディアを使うのか、何を言うのかが、おのずと決まってきます。

そうすれば新しい手法が紹介されても、新しいツールが登場しても自分のマーケティングプランに照らし合わせて、やるやらないの判断が下せますよね。もうこれで人の意見に流されなくなります。

まとめ

ものごとにはいろいろな見方があります。ときには自分の考えに凝り固まらないように第三者の意見を参考にすることは大切です。

でもあなたのビジネスに無責任な外野の意見に流されないように気をつけましょう。

あなたのビジネスに一番熱意を持って取り組んで、最終的に責任を持てるのはあなた自身なのですから。

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