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動画コンテンツの作り方。記憶に残る動画制作の8パターンと明確にすべき11の項目

「毎分300時間」

何の数字だか、あなたはわかりますか?

じつはこれ、YouTubeに投稿される動画コンテンツのボリュームです。

今はスマホ片手に誰もが動画を投稿する時代です。フェイスブック、インスタグラム、YouTube など、表現の場は選り取り見取り。しかも、ネット環境の進歩とともに投稿数は右肩上がり。

もはやマーケティングにおいて動画コンテンツは無視できない、というよりも活用しなければ生き残れない時代に突入しました。

まさに、” 動画コンテンツを制する者は、マーケティングを制す ” です。

というわけで、これからあなたが初めて動画コンテンツに取り組むのであれば、

絶対に外せない、見込み客の記憶に残る8パターンと、

制作前に押さえておく、明確にすべき11の項目について説明します。

では行きます。

現代におけるコンテンツマーケティングで、もっとも重要な戦略ツールは動画です。

コンテンツを掲載したいソーシャルメディアがフェイスブック、ツイッター、スナップチャット、YouTube のどれであれ、マーケティングに利用すべきなのは動画なのです。

それ以外にありません。

これはトヨタやペプシコなど大手広告主のソーシャルメディア戦略を担当するデジタル広告代理店、ヴェイナーメディアのCEOであり、世界的なスピーカーでもあるギャリー・ベイナーチャック氏の言葉です。(ちなみにベイナーチャック氏は、『 広告業界のトランプ 』とも呼ばれたりします)

この言葉の通り、私たちはもっと動画コンテンツを集客に使うことに目を向けなくてはいけません。

なぜ動画コンテンツが集客につながるのか?

動画は観る人の理解度を高めて内容を記憶させるだけでなく、(活字を読んだ場合は10%しか情報が記憶に残らないのに対し、動画を観た場合は95%も残る) 観た人が商品やサービスを購入する確率が85%高くなるそうです。

簡単に言うと、動画で見せるとわかりやすく、覚えてもらえる。そして、ここが一番大事なところですが、動画を見た人は買いやすい、ということ。

しかも、、、

ランディングページに動画を掲載すると、コンバージョン率が80%高くなる

出典:Eye View(https://www.merriam-webster.com/)

 

動画を利用しないマーケターに比べ、利用者は49%早く収入を伸ばす

出典:VidYard(https://www.vidyard.com/)

 

2019年までに動画のトラフィックはインターネットを通じて送受信される情報の80%に達する

出典:Cisco(シスコ)

 

消費者の54%は好きなブランドのメルマガやソーシャルメディアより、動画を観たいと考えている

出典:Hubspot

 

このように、多くの有力企業やマーケティングの専門家たちは動画コンテンツの集客力と収益性の高さに注目しています。

どんな動画コンテンツを作ればいいのか?

ここに記憶に残る動画制作の8パターンを示します。

  1. 説明動画
  2. デモ動画
  3. ハウツー動画
  4. 購入者の声
  5. 事例
  6. 専門家へのインタビュー
  7. イベントの紹介動画
  8. ライブ・ビデオ

説明動画

提供したい商品やサービスの必要性を、視聴者(見込み客・顧客)がよりよく理解できるようにするための動画。

A picture is worth a thousand words

意味は、一枚の絵は一千語の言葉に匹敵するというものです。

でも、

  • 文章よりも写真
  • 写真よりも動画

を使って説明するほうが相手に伝えられる情報量も多いので、一番理解が深まります。

デモ動画

視聴者(見込み客・顧客)が購入を思いとどまらないように、商品がいかに使いやすいかを示すための動画。

販売のためのデモンストレーション、プレゼンテーションを行います。

ハウツー動画

商品やサービスの使い方を示す動画。

私たちが商品やサービスを最初に使う場所は私たちの頭の中だと言われています。どういうことかと言うと、私たちは商品やサービスに興味を持ち、次に頭の中で自分がそれを使う姿をイメージして、自分の役に立つと判断して、はじめて購入を決断します。

反対に、使い方のわからない商品やサービスは役に立つかどうかもわからないので、そのままスルーされてしまいます。だから使うイメージを伝えるのがハウツー動画の目的です。

購入者の声

商品やサービスを使っている顧客の声の動画。

基本的に売り手の話を買い手は100%信用しません。

でも、実際に

  • 購入した人
  • 使っている人
  • 利用している人

の感想は信用してもらいやすく、同じような購入動機を持つ人の欲求を刺激しやすくなります。

それも文章で書かれた感想よりも、実際の顧客に登場してもらうことで「購入者の声」の信頼性は高くなります。

事例

提供する商品やサービスで、顧客の問題が解決した事例を取り上げ、結果を紹介するための動画。

顧客の購入動機は「自分の悩み、痛み、問題の解決」です。

悩んでいる人が、その商品やサービスを使って、どのように悩みを解決したのか、解決したことで人生にどのような変化が生まれたのか、などストーリーを紹介することで、同じような悩みを持つ人の購入動機に結びつけます。

専門家へのインタビュー

ターゲット層に信頼され、一目置かれる存在となるよう、その業界における専門家や第一人者に対するインタビュー動画。

医者の言うことを信じやすいように、私たちは自分より詳しい人や専門家の意見に強く影響を受けます。だから、影響力を及ぼしたい相手に向けてその業界の権威のコメントを動画で紹介することであなたの商品やサービスの信頼性を高めていきます。

イベントの紹介動画

イベントのハイライト、興味深いインタビューやプレゼンテーションの短い映像を組み込んだ動画。

どんなイベントなのか、盛り上がりなどの臨場感を動画で見せることでより相手に伝わります。

ライブ・ビデオ

フェイスブックやインスタグラムなどのソーシャルメディアでリアルタイムに配信する動画。

動画コンテンツの制作で明確にすべき11の項目

どんなタイプの動画コンテンツを作るにしろ、これから伝える11の項目を答えられるようにしておきましょう。

  1. 動画の目的は? たとえば、ブランド認知なのか、セールス活動なのか、イベント参加への呼びかけなのか?
  2. 提供したい商品やサービスの特徴と利点(ベネフィット)は?
  3. ターゲット層は?
  4. 見込み客の意識レベルは? 無関心? 関心あり? 検討中? 行動前?
  5. 見込み客や顧客が抱えている、解決が必要な問題とは?
  6. 問題の解決策と、解決することで得られるものは?
  7. 動画を掲載する場所(メディア)は? ホームページ? ソーシャルメディア? YouTube?
  8. 動画コンテンツの制作予算は?
  9. 動画コンテンツの制作に必要なものは?
  10. 動画コンテンツの成功基準は?
  11. 動画コンテンツは観る人のどのような行動を喚起したいのか?

とくに複数人のチームで作ったり、制作会社に依頼する場合でもこれらの項目を明確にしておくことでベクトルを統一しておくと上手くいきます。

まとめ

多くの情報を短時間で、しかも正確に伝えられるコンテンツは動画以外にありません。

あなたのビジネスのタイプにもよりますが、単に集客を目的とした動画コンテンツであればプロの技術や器材を揃えなくても、スマホ片手に十分なクオリティのものが作れます。自分で作れば、そんなに予算を必要としませんしね。

これからの集客に動画コンテンツはマストです。

もしあなたの競合がやっていないのであれば大きく差をつける絶好のチャンス!

ぜひあなたのビジネスに取り入れて行きましょう。

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