これは私の基本方針なのですが、、、
ブログやメルマガを使ってビジネスメッセージを発信するのであれば、そのビジネスに携わっている人が書くのが適任です。それも経営者のような立場の人が書くのが一番です。
どうしてかと言うと、そのビジネスを一番理解していて、そのビジネスに一番情熱を持っていて、そのビジネスに一番責任が取れるのが経営者だからです。
だから私は経営者自らがブログやメルマガを書くことを勧めているのですが、そこは多忙な立場にある経営者のこと、、、
代筆を頼まれることがよくあります。
そして経営者の考え方や価値観をじっくり聞いて、市場リサーチ、競合リサーチ、商品リサーチなど入念に済ませ、渾身のメッセージを書き上げた!
と思っていると、、、
こちらが提出した文章に対してクライアントからチェックが入ることがあります。
そのとき、プロのライターとして、それもセールスライターとして言いたいことがあります。
それは、、、
「あなたはお客さんと話すときに、そんな言葉を使いますか?」
ということ。
それは正しい修正か?
誤字・脱字はすぐに直せばいいのですが、難しいのは「文章の勢い」や「感情」が削がれてしまうような修正依頼です。
例えば、ささいな文章ですが、
「頭ではわかってるけど、なかなか行動できないんだよな、、、」
これを依頼通りに修正すると、
「理解していても、行動に移すのは難しい」
あなたはこの二つの文章を読み比べて、どう違うのかわかりますか?
もちろん伝えている内容は同じです。両方とも意味は通じるでしょう。でも文章を通して伝わってくる感情が違いますよね。
正しい文法や正しい日本語としてはクライアントの言うことのほうが正しいのですが、修正することで「苦しさ」や「もどかしさ」といった書き手の感情が見事に削ぎ落されてしまっているのです。
ブログを通して何を伝えたいのか?
見込み客を教育したい、顧客との信頼関係を築きたいなど、ブログやメルマガを書く目的はいろいろあるでしょう。
でも、ブログやメルマガを通してあなたのビジネスのファンを増やしたい、あなたの商品やサービスを買ってもらいたいと考えているのであれば、相手の「頭の中にある言葉」でつながるようにしましょう。
感情レベルでつながれる相手こそ、あなたのビジネスを支えてくれるファンになります。
例えば、「広辞苑」と感情レベルでつながることはありませんよね。「広辞苑」に親しみを感じて、「広辞苑」に感情移入するという人はあまりいないと思います。
それと同じで、正しい日本語であっても堅苦しい言葉には親近感を感じることはありません。
相手の「頭の中にある言葉」を上手く使えるかが、あなたのブログやメルマガを単なる報告文にするか、それとも熱量の感じられるメッセージにするかの違いになります。
相手の「頭の中にある言葉」の見つけ方
でも相手の「頭の中にある言葉」を使うと言われても難しいよ、、、
ひょっとして、そう思いましたか?
大丈夫。じつはこれ、とても簡単な方法があります。
それは、あなたの目の前にいるたった一人のお客さんと話す(つもりで書く)というやり方です。
ちょっと考えてみてほしいのですが、、、
あなたはお客さんと話すときに自分の言いたいことだけを一方的に喋りませんよね?
まずは相手の話を聞いてニーズを知ろうとするのではないでしょうか? そのうえで相手にわかりやすいように、もし難しい専門用語があったとしても相手の理解できる言葉に置き換えるはずです。
理解してもらえたかどうか? 相手のことを考えながら話を進めますよね。
これをそのまま文字に起こして、「文章の勢い」や「感情」を削がない程度に整える。これだけです。
たったこれだけであなたの文章は読み手と感情レベルでつながれるメッセージに変わります。
まとめ
人は感情でモノを買い、理屈で正当化する
この言葉の通り、私たちの行動は感情に支配されています。決して感情の支配から逃れることはできません。
だから相手の「頭の中にある言葉」でメッセージを作りましょう。感情レベルでつながれるかどうか判定するときには、
「あなたはお客さんと話すときに、そんな言葉を使いますか?」
この質問を自分に投げかけてみてください。
一発で答えが出ますよ!
【無料レポート】「インターネット集客の教科書」
そんな怒りにも似た気持ちで、私はこのレポートを書きました。
いつも思うのは、 「インターネットを使えばもっと簡単にできるのに」ということ。
事実、見込み客だけでなく取引先や従業員まで、あなたのビジネスに関係 するすべての人をもっと簡単に集めることができます。それもあまりお金 をかけずに、です。
インターネットを使えば資金力のある大企業とだって戦えます。
というよりも、インターネットを使わないと勝負になりません。 潤沢な資金のある大企業があなたのテリトリーに攻め込んできら、まず 太刀打ちできないでしょう。