あなたは不思議に思ったことはありませんか?
なぜ、紹介会社はこんなに多くの保育士を紹介できるんだろう? どこから保育士を連れてくるんだろう? って。
もちろん、紹介ビジネスとして成り立つだけの大量採用しているからですが、じつはあなたの保育園でも、たった2つのことをするだけで応募を増やすことができます。それも、アッというまに保育士不足の悩みを解消する方法があるんです。取り組んでいるライバル園は少ないと思います。
もしあなたが保育士の採用にお困りであれば続きを読んでみてください。
この記事ではスマホサイトで2つのことをして保育士を採用する方法をお話します。
なぜスマホサイトで採用活動するのか?
でも、ちょっと待って下さい。
その前に、あなたは保育士の採用活動のスタートラインに立っていますか?
ある転職サイトのデータによると、
- 退職する保育士の4人に3人が次の仕事を決めてから辞めていく
- 転職を考えている保育士10人のうち9人がスマホで情報を集めている
つまり、仕事を探している保育士さんにはスマホサイトから求人情報を出す必要があるということです。
たしかに、周りの保育士さんを見ればよくわかりますよね。仕事でパソコンを使うのは苦手でも、スマホならほとんどの人が毎日使っているのではないでしょうか?
友達とLINEしたり、Facebookに投稿したり、「どこでご飯食べようか?」と食べログを見たり、なんでもスマホ片手に済ませることが当たり前になっています。
逆にいうと、スマホサイトから情報発信しないとあなたの保育園の求人情報を見てもらえないということ。ひょっとすると、あなたの保育園の存在にすら気付かないこともあり得ます。これでは応募がないのも当たり前ですよね。
もしスマホサイトがないとインターネット上での存在感もありません。だから、本気で求職者の応募を増やしたいと考えているのであれば、まずはスマホサイトをもち、自園を紹介して、採用活動のスタートラインに立つことを考えなければいけないのです。
*Googleはモバイルファーストインデックスを打ち出している。簡単にいえば、爆発的に増えたスマホユーザーのために、スマホ対応サイトを検索上位表示して、スマホ非対応サイトの評価を下げるということ。詳しく知りたい方はコチラから、、スマホ集客にはモバイルファーストインデックス(MFI)の対策が欠かせない
単体では反応の弱くなっている折り込みチラシやフリーペーパーもスマホサイトと併用することで、求職者を応募につなげる導線を作ることができます。
なぜなら、折り込みチラシやフリーペーパーの求人広告に関心をもった人が次に取る行動は、「どんな保育園なのか?」「どんな先生がいるのか?」「園の雰囲気は?」など、職場の情報集めだからです。
そして、これからお話しするのは情報の「質」についてです。たった2つのことを行うだけで求職者をあなたの保育園へ集められるようになります。
スマホサイトで行う、2つのこと
さあ、いよいよスマホサイトを使って採用活動を始めるのですが、この2つをはっきりさせ情報を発信するようにしましょう。
- 誰を採用したいのか?
- どんなメッセージを届けたいのか?
誰を採用したいのか?
採用条件のことではありません。あなたがどんな人と一緒に働きたいのか、ということです。どんな人に応募してほしいのか?どんな人があなたの保育園で活躍できるのか? をはっきりさせていきます。
もしあなたが保育園で働きたいと考えていて、いろいろと保育園を調べているときに「面接を受けたい!」と思うのはどんな保育園でしょうか?
- 保育方針が自分に合っている?
- 給料や福利厚生が良い?
- 家から近い? または、近すぎない?
それとも、園長が優しそう?
もちろん、それらも重要な要素ですが、おそらく、多くの人は自分を必要としてくれる職場に強い関心をもつのではないでしょうか? たとえば、あなたに好意を寄せる人には、あなたのほうでも関心をもつように。
「〇〇さん、あなたはまさにウチが求めている人材だ!一緒に働いてもらえませんか?」
という気持ちやメッセージが伝わったら、悪い気はしないのではないでしょうか?
きっと「自分を必要としてくれる保育園はどんな園だろう?」と関心を強め、その保育園を調べるはずです。そして、もっと詳しい話を聞くための問い合わせにつながります。保育園で働きたいと考えているのですから、関心が高まればその保育園の面接を受けてみようと思うのは自然の流れです。
たとえば、味噌ラーメンを食べたいと考えている人に「ウチの店には美味しい味噌ラーメンがあるよ!」といって呼び込むようなものです。もともと味噌ラーメンを食べたいのですから、「え、ホント?」とは反応しますよね? よほどのことがない限りは、そのまま店に入って味噌ラーメンを注文してしまうのと同じです。
というわけで、あなたがスマホサイトを使ってやるべきことの一つ目は、
- どんな人と一緒に働きたいのか?
- どんな人に応募してほしいのか?
- どんな人があなたの保育園で活躍できるのか?
をはっきりさせることです。
このように人物像をはっきりさせることをペルソナ設定と言います。ペルソナ設定は採用活動だけでなく、マーケティングの世界では100年以上も前から行われてきた、見込み客を集めるための第一歩です。
あなたがやるべきことの一つ目は、ただ給与や勤務時間など採用条件に合う人を募集するのではなく、つまり単なる労働力を集めるのではなく、あなたがどんな人と一緒に働きたいのか、あなたが採用したい保育士のパーソナルな像を明確にすることです。
どんなメッセージを届けたいのか?
やるべきことの二つ目は、あなたはどんなメッセージを届けたいのかを決めていきます。
念のためですが、勤務時間や業務内容などの採用条件はメッセージではありません。メッセージとは、あなたや保育園のストーリー(物語)です。
あなたはこんなふうに思ったことありませんか?
「高校で学んだ英語はさっぱり忘れたのに、なんで子どもの頃に聞いた「桃太郎」や「浦島太郎」はよく覚えているのだろう?」と。
不思議ですよね。
もっともシンプルな理由は、「人は誰もがストーリー(物語)が大好き」だからです。専門家によれば、人は自分の経験や体験を通じてもストーリーに感情を揺さぶられ、記憶に残りやすいそうです。
採用活動で効果的なのは、仕事を探している保育士さんに向けてあなたの保育園で働く姿をイメージできるようなストーリーを伝えていくことです。沿革や保育理念を説明する保育園は多いですが、求職者のベネフィット(便益)を考えて情報発信している保育園は少ないです。(もちろん、沿革や理念は大事ですが!)
たとえば、
園児たちは私の苦手な虫やトカゲに夢中。
見せにくるたびビビりながらも、園児と一緒に泥だらけになって育てた野菜の味は一生忘れられない!
とか、
去年のクリスマス発表会。
出し物で先生チームは連日遅くまで残って準備したのに、本番では私だけ見事にコケてしまい、頭が真っ白になった。そんな私を見て園児も保護者も大爆笑!
すっごく恥ずかしかったけど、いまではそれがホントに忘れられない宝物のような思い出。
現場の保育士さんって、こんな話に共感し、ワクワクするんじゃないでしょうか?
共感し、ワクワクするのはストーリーに感情移入ができている証拠です。ストーリーは仕事を探している保育士さんに向けて、「ウチの園で一緒に働くとこんな感じよ!」と自分の姿を重ねてイメージしてもらえるのです。さらに、ストーリーに写真を添えればイメージも具体的になります。
スマホサイトで伝えるメリットの一つは情報量の制限がないところです。紙媒体だと紙面の都合もあるのでこうはいきません。折り込みチラシやフリーペーパーなどの求人広告も限られた枠の中で採用条件を伝えることになります。その場合はスマホサイトを見てもらう工夫が必要です。
誰に、どんなストーリーを伝えるのかが決まれば、それをスマホサイトから発信するだけです。
たとえば、あなたの保育園が自然に囲まれていて、元気いっぱいの25歳・女性保育士さんの応募を増やしたければ、その人が共感して、ワクワクするようなストーリーを発信する、という具合に。
まとめ
人手不足で困っている、保育士を採用したい、と思っているのであればスマホサイトから求人情報を発信してみてください。
その際に大事なことは、
- 誰を採用したいのか?
- どんなメッセージを届けたいのか?
です。
あなたが行う採用活動で、この2つのことを正確に、確実にできるのはあなただけで、外部の人には真似できません。なぜなら、あなたの園のことはあなたが一番よく知っているからです。つまり、一番強いのはオリジナルということです。
そして、求人広告を出しているライバル園のスマホサイトを見て下さい。このことに気づき、取り組んでいる現場はまだまだ少数です。つまり、早く取り組めば取り組むほどライバル園よりも早く、多くの応募を引き寄せることができるということです。
ちなみに、ストーリーが保護者の共感を呼ぶことも多いようです。保護者の保育園選びの参考になるようです。
インターネット上に写真付き保育日誌を書く感覚で、園での活動内容をいろいろな人に紹介できて、それが感謝されて、あなたの保育園で働きたいという保育士さんがどんどん集まってくるとしたら、なんかワクワクしてきませんか?
ぜひ試してみて下さい。
【無料レポート】「インターネット集客の教科書」
そんな怒りにも似た気持ちで、私はこのレポートを書きました。
いつも思うのは、 「インターネットを使えばもっと簡単にできるのに」ということ。
事実、見込み客だけでなく取引先や従業員まで、あなたのビジネスに関係 するすべての人をもっと簡単に集めることができます。それもあまりお金 をかけずに、です。
インターネットを使えば資金力のある大企業とだって戦えます。
というよりも、インターネットを使わないと勝負になりません。 潤沢な資金のある大企業があなたのテリトリーに攻め込んできら、まず 太刀打ちできないでしょう。