「今どき、メルマガは読まれない、FacebookやLINEのほうが効果的だよ」
ときどき、そんな話を聞きます。
確かに今の時代、SNSで簡単に、だれかとつながれるようになりました。ものすごい瞬発力で、あっという間に自分のメッセージを多くの人に届けられます。それは認めます。
それでもやはり ”攻め” の集客に使うべきインターネットメディアはメルマガです。
メールアドレスを持っている人にはメルマガを送りましょう。そのうえでお客さんがよくFacebookを見るのであればFacebookを、よくLINEを使うのであればLINEを、それぞれプラスアルファで使うようにしましょう。
なぜか?
マーケティングツールとして、やはりメルマガのほうが優れているからです。
その具体的な理由は4つあります。
重要な連絡はメールで届く
プライベートでも仕事でも、私たちは「メールチェック」を習慣にしています。
たとえば、オンラインショッピングの注文状況や支払い状況、商品の発送状況に到着状況など、重要な連絡はメールで届きます。
ほかにもカード会社からの利用通知や請求連絡、ライフライン関係の利用も請求もお知らせも、ネットバンキングのログイン通知やパスワードの変更通知など、日常の重要連絡は登録したEメールアドレスへ送られることがほとんどです。
仕事上では社内も社外も連絡文書は届きます。
「ビジネスメール」というフォーマルな使い方がしっかり定着していますからね。
Eメールアドレスの保有率は高い
あなたのターゲット顧客はどの年代でしょうか?
総務省によると、20歳以上のEメール利用率は85.2%、SNSは54.0%、無料通話アプリは53.8%です。
下は総務省の資料を簡素化したものですが、Eメールはどの年代でも保有率が高いのがわかります。
保有率の高いメディアであればターゲット顧客のカバー率も高くなります。
それに、Eメールには流行り廃りがないですからね。
メルマガは多くの情報を届けられる
メルマガはフォントの色もサイズも自由に変えられ、文字数の制限もありません。イラストや写真を使って表現の幅を広げられます。
デザインされたテンプレートを使えば、もっとおしゃれに、もっと美味しそうに、もっと専門的にメッセージを届けられます。
たとえば、メールチンプ(MailChimp)という米国のメルマガスタンドでは、記事の構成パターンやデザインテーマを組み合わせてオリジナルのメルマガが作れます。
こちらは MailChimp の記事構成パターン、
こちらは MailChimp のデザインテーマ、
ちなみに、以前、PRナビでもメールチンプを使っていました。
さすがマーケティング先進国のメルマガスタンド。マーケティング機能やテンプレートの数など、すべてのパフォーマンスが日本のものよりも数段、上でした。無料プランもありますし。
ですが、見逃せない重大な欠点もあって、、、それはすべて英語ということ。
何かに困っても日本語のサポートがありません。システムのアップデートがあれば、これから何が行われるのか、行われてどうなったのか、今後の使い方はは? 送られてくる通知をいちいち翻訳してメンバーと共有しなけれななりません。
運用効率が上がらない、というわけでPRナビでは2ヶ月ほどで利用を断念しました。
経験からも言えるのですが、英語のできるメンバーがいないのであれば日本のメルマガスタンドがおススメです。
メルマガは計測できる
言うまでもありませんが、マーケティング活動においてPDCA(Plan、Do、Check、Action)はマストです。そしてメルマガは打ち手を計測できます。それもリアルタイムで。
この配信で、
- 何人のお客さんが興味を持ってくれたのか?
- 実際に何人のお客さんが買ってくれたのか?
- 何が良くて何が悪かったのか?
きちんと計測できるので、施策が成功だったのか? それとも失敗だったのか? が、すべてデータでわかります。「上手くいったかも」といった感覚的なものでなく、数字にもとづいて打ち手を評価し、改善して次の打ち手につなげられます。
まとめ
いかがでしたか?
見込み客にフォーカスして集客を考えたとき、現時点でメルマガ以上のインターネットメディアはちょっと見当たりません。カバー率が高いうえ、Eメールアドレスには流行り廃りがないので中長期で使っていけると思います。
あなたのビジネスが、お客さんとの関係性をとくに重視するのであればメルマガはおススメですよ。
【無料レポート】「インターネット集客の教科書」
そんな怒りにも似た気持ちで、私はこのレポートを書きました。
いつも思うのは、 「インターネットを使えばもっと簡単にできるのに」ということ。
事実、見込み客だけでなく取引先や従業員まで、あなたのビジネスに関係 するすべての人をもっと簡単に集めることができます。それもあまりお金 をかけずに、です。
インターネットを使えば資金力のある大企業とだって戦えます。
というよりも、インターネットを使わないと勝負になりません。 潤沢な資金のある大企業があなたのテリトリーに攻め込んできら、まず 太刀打ちできないでしょう。