ものすごい時代になったと思いませんか?
外出先であっても、スマホでインターネットに接続すれば最新のニュースや自分の興味のあることなど、知りたい情報を驚くほど簡単にチェックできるようになりました。
こんなこと、ちょっと前までは考えれられませんでしたよね? スマホの元祖、 iPhone が生まれたのだって2007年ですよ!? わずかな間に劇的な変化です。
ほんのひと昔前まで、私たちの情報源と言えばテレビや新聞などのマスメディアであったり、専門的な知識を得たいのであれば、わざわざ図書館へ行って調べなければいけませんでした。そう考えると、本当に便利な世の中になりましたね。
だからこそ今、セールスコピーが注目されるようになったのです。
買い手のメリット、売り手のメリット
今は Google や Yahoo! の検索エンジンにキーワードを打ち込めば、一瞬で知りたい情報を手に入れることができるようになりました。
それに、知りたいことを知るだけではなく、欲しいものが簡単に買えるようにもなりました。それも、たったのワンクリックで! です。
例えば、Amazon や楽天といった ECサイトを使えば、すぐに欲しいものが自宅に届きますし、自分にジャストフィットの洋服だって、ZOZOがあっという間に届けてくれます。
きっとあなただって、一度は何かのオンラインショッピングを利用したことがあるはずです。
このようにインターネット環境が発達したことで、私たち消費者にとって本当に暮らしやすい便利な世の中になったと言えます。
でも、売り手にとって、つまりお客さんを集めて商品やサービスを販売するあなたの立場としてみたら、どうでしょうか?
やはり、間違いなく、私たち売り手にとってもインターネットの出現はビジネスの可能性を大きく広げてくれました。
というのも、今までは資本力のある大企業だけがマスメディアを使って大々的に宣伝活動を行えた。それが今は、少ない資本でもインターネットを使えば多くのお客さんに情報を届けられる。つまり、スモールビジネスが資本力のある大企業とも戦えるようになったのです。
ただ本当に残念に思うのは、買い手の多くがインターネットで情報を求める時代になったのに、売り手の多くはインターネットを活用して情報を発信していないということです。せっかくインターネットというメディアをタダ同然で手に入れたのに十分に活かし切れていないわけです。
そして私は、その大きな原因は「ホームページを作って商品やサービスに関する情報を載せておけば、勝手にお客さんがやってくる」という甘い考えが残っているからだと思っています。
古き良き時代
確かにひと昔前はそうでした。
インターネット黎明期では、ホームページがあればそれだけで商品やサービスが売れる時代でした。
「ホームページを持っている = 会社の信用」みたいな感じで、ホームページがあればそれだけで売れる。100万円かけて作っても1000万円売れる、必ず儲かる。だから、とりあえずホームページを作っておこう、と。まさにホームページ・バブルです。
「テレビや新聞で紹介される = 会社の信用」と同じ図式ですね 。
でも、そんな古き良き? 時代は終わりました。
大事なことなので、もう一度言います。
ホームページがあるだけで売れる、古き良き時代は終わりました。
そもそもホームページの役割は?
冷静に考えればよくわかるのですが、インターネットもホームページも(今だったら、FacebookやTwitterも)情報を伝達する手段のひとつ。本質はコミュニケーションを便利にしたツールです。
単に見るものから役に立つ情報を得るものへと、買い手の使い方が変わったのであれば、売り手も買い手に合わせなくてはいけません。
「オレは洗濯機がキライだ。昔ながらの洗濯板が好きなんだ」とか、「トラクターなんか信じない。畑を耕すのはクワに限る」というのでもない限り、お客様に合わせたコミュニケーションが必要です。(むしろ、そんな個人的なこだわりは買い手には通用しませんよね?)
買い手が多くの情報を求めているのであれば、あなたも多くの情報を発信しなくてはいけません。情報の一つひとつが買い手との大切な接点になるからです。
商売の本質
よくビジネスの世界では「価値とお金の交換」なんて言葉がカッコよく使われます。
言い換えると、お客さんの喜びに応じて、その対価も変わってくるということです。つまり、商売の本質はどれだけお客さんを喜ばせられるかということになります。
だから私たちが本当にお客さんに伝えるべきことは、商品やサービスの特徴ではなく、商品やサービスがお客さんのどのような喜びにつながるか、ということなのです。
- その商品やサービスはどんな問題や願望を解決することができるのか?
- なぜ、他にもいろいろな商品やサービスがあるのに、その商品やサービスを買う必要があるのか?
- なぜ、後ではなく今すぐにその商品やサービスを買う必要があるのか?
すでに問題を抱えているお客さんもいれば、その問題に気付いていないお客さんもいます。だから、少しでも関係のあるお客さんに向けて、あなたの商品やサービスがどれだけ役に立つのかを明確に伝えて、お客さんが喜ぶ努力をしなければいけないのです。
接点を増やす
先ほど言いましたが、情報の一つひとつがお客さんとの大切な接点になります。コミュニケーションポイント、タッチポイント、アクセスポイント、、、なんでも構いません。とにかく、お客さんとつながる重要な部分です。
今ほど情報が溢れている時代はありませんし、この先もねずみ算式で情報が溢れていくことを疑う人はいないでしょう。
そんな中で何も発信しなければ誰とも接点が作れません。それどころか相対的にはあなたのビジネスは後退していることになります。
だから、何でもいいので、とにかく情報を発信しましょう。黙っているよりはず何倍も価値があります。
セールスコピーで伝える
セールスコピーとは、単なる宣伝文句ではありません。商品やサービスとお客さんをつなぐ、明確な言葉のことです。
どんなに良い商品やサービスであっても、それを伝えなければ伝わりません。(当たり前ですよね?)
そして、売ることのできない商品やサービスは世の中に存在していないのも同然です。それどころか、誰にも選ばれていないという意味では、売れない商品やサービスは本当に良いものではないとも言えます。
だから、インターネットで商品やサービスを売ろうと思ったら、対面販売以上に商品やサービスの特徴、そして何よりもその特徴のひとつひとつがお客さんにとってどんな価値があるのか、どんな喜びに変わるのか、そしてどんな未来につながるのかを深く掘り下げて、明確な言葉として伝える必要があるのです。
お客さんは好むと好まないとにかかわらず、毎日インターネット上で多くの情報を目にしています。もちろん、そのなかには多くの広告も含まれています。画面を閉じるまで、ひたすら追いかけてくるようなネット広告だって今や当たり前ですよね?
そんな手強い広告を使う競合がいるなかで、お客さんの興味や関心を引きつけて、信用を勝ち取り、今すぐに行動してもらうために、あなたはセールスコピーを書かなくてはいけません。( あなたが書く理由は、あなたのビジネスを一番理解しているのがあなた自身だからです )
まとめ
あなたもよく見ると、世の中に大量に出回っている情報の多くが売り手都合の宣伝文句ばかりだということに気づくはずです。
だからこそ、あなたはお客さんにとって価値ある、お客さんを喜ばせる、お客さんの未来につながるセールスコピーを書きましょう。あなたの競合が売込むことだけを考えている今がチャンスです。
あなたが頭に汗をかいて書き上げたセールスコピーは、必ずお客さんに伝わりますよ。
【無料レポート】「インターネット集客の教科書」
そんな怒りにも似た気持ちで、私はこのレポートを書きました。
いつも思うのは、 「インターネットを使えばもっと簡単にできるのに」ということ。
事実、見込み客だけでなく取引先や従業員まで、あなたのビジネスに関係 するすべての人をもっと簡単に集めることができます。それもあまりお金 をかけずに、です。
インターネットを使えば資金力のある大企業とだって戦えます。
というよりも、インターネットを使わないと勝負になりません。 潤沢な資金のある大企業があなたのテリトリーに攻め込んできら、まず 太刀打ちできないでしょう。