インターネットマーケティングの世界に長くいると、本当に多くの企業や個人事業主が自分のウェブサイトに多くのアクセスを集めて、多くの商品やサービスを売りたいと考えているのがわかります。
そのために集客コンテンツを作ったり、SEOで検索上位を目指したり、リスティングなどのウェブ広告を出したり、、、もちろん、手っ取り早い方法としては、ウェブ広告でアクセスを集めることです。
広告にお金をかけられるのはビジネスにおいての競争力を意味しますから。それにウェブ広告の場合、よほどのことがなければ、かけた予算に対してある程度のアクセスが期待できますからね。
でもウェブ広告に多くの予算をかけるまえに確認してほしいことがあって、それは、あなたのウェブサイトやランディングページにどれだけ販売力があるか、です。
言い方を換えると、あなたのウェブサイトの成約率はどれくらいか? つまり、どれだけ力のあるセールスコピーを並べて、見込み客や顧客の購入を促せているか? ということです。
あなたはセールスコピーに自信がありますか?
広告でアクセスを集めるためにはいろいろな広告を試しますよね。
その結果、アクセスを集める広告とアクセスを集めない広告がわかるようになります。すると当然、多くのアクセスを集める広告に予算を集中させれば、もっと多くの商品やサービスが売れると期待します。
でもアクセスの先にある、あなたのウェブサイトに並べられているセールスコピーはあなたの見込み客や顧客にとって本当に魅力的なものでしょうか?
聞き方を変えますね。
あなたは本当に自信をもって「私たちは見込み客や顧客に向けてすばらしいメッセージを発信している」と言えますか?
もし、イエス!と即答できないのであれば、すぐにウェブサイトのセールスコピーを見直しましょう。
セールスコピーの3つの役割
セールスコピーの役割は主に3つです。
それは見込み客や顧客の、
- 興味や関心を引きつけること
- 説得力を高めること
- 行動を促すこと
です。
商品やサービスを売るにはどれも大事な要素ですよね。そして、どれか一つでも欠けていると売り手が期待するほどには売れません。
これら3つの要素がすべて入っているのがいわゆる ”売れる” ウェブサイトになります。
セースルコピーが欠けているとどうなるか?
例えば、あなたがダイエットしたい人に向けてエクササイズのプログラムを販売しているとします。そして、あなたのウェブサイトは見込み客にこう伝えています。
「私たちはエクササイズのプログラムを販売しています。痩せるためには食べるのを我慢して、もりもり運動すればいいんですよ」
そしてカッコよくデザインされたウェブサイトにアクセスを集めていたとしたら、、、
あなたの見込み客はこのメッセージを見て、「よし、これなら痩せられる!」と思うでしょうか?
きっと、そんなことはないですよね?
それができないから見込み客は悩んでいるのですから、、、
つまり、メッセージがまったく魅力的じゃないんです。
このコピーはあるウェブサイトのメッセージを単純化したものですが、実際、このようなウェブサイトは多く存在します。
大事なことをセールスコピーで伝える
あなたのウェブサイトはどうでしょうか?
もしアクセスはあるのに ”売れない” のであれば、あなたのウェブサイトは「見込み客の悩みを理解している」ことを伝えていないのかもしれません。そして何のベネフィットも示さずに、ただ自分たちの商品を「買って! 買って! 買って!」「キャンペーンやってるから、買って!!」と伝えているだけだとしたら、、、
そんなウェブサイトであれば、どんなにカッコよくデザインされていたとしても、見込み客の気持ちを動かせず、すぐにページは閉じられてしまうでしょう。
メッセージがそんな調子だったら、どんなにデザインを工夫しても、コンテンツを並べ替えても、大量の広告を出したとしても成約率は上がらないでしょう。
多くのウェブサイトは自社の特徴をアピールしたり、商品やサービスの特徴を伝えることに熱心ですが、見込み客にとって本当に大事なことを十分に伝えていません。
- 自社が見込み客のどのような悩みに共感しているのか?
- 自社の強みがどのように見込み客の問題を解決するのか?
- 自社の商品やサービスがどのように見込み客の役に立つのか?
すべての商品やサービスにおいて主人公は見込み客や顧客です。これは決定的な事実です。そして見込み客や顧客はウェブサイトを通してその商品やサービスが自分にもたらす価値を判断しています。
ゼロにどんな数字をかけても結果はゼロなように、あなたのメッセージに見込み客や顧客が価値を感じていないのであれば、、、または競合他社と変わり映えしないのであれば、、、
どんなにカッコいいデザインのウェブサイトを作っても、どんなに広告予算をかけても、結果はあなたが期待するほどには出ないでしょう。
だから大事なことをしっかりと伝えるようにしましょう。
まとめ
インターネットマーケティングの基本として、まずは基幹メディアであるウェブサイトの成約率を改善します。広告量が同じでも、成約率が上がればキャッシュフローが向上するし、さらなる広告費も捻出しやすくなりますからね。
インターネットマーケティングではこれらの結果がすべて数字で表れます。この事実を直視するのはとても辛いことです。でも無駄な広告予算を使いたくないのであれば、この事実をあなたの目で厳しく評価してみましょう。
もしアクセスはあるのに ”売れない” のであれば、まずはウェブサイトにセールスコピーを見直しましょう。
2ステップで売るような商品であっても、最初に見直すのはウェブサイトのセールスコピーです。2ステップ販売の場合、セールスコピーで基本営業を済ませてしまえば、そのあとの現場営業がぐっと楽になります。
セールスコピー、とても大事です。
【無料レポート】「インターネット集客の教科書」
そんな怒りにも似た気持ちで、私はこのレポートを書きました。
いつも思うのは、 「インターネットを使えばもっと簡単にできるのに」ということ。
事実、見込み客だけでなく取引先や従業員まで、あなたのビジネスに関係 するすべての人をもっと簡単に集めることができます。それもあまりお金 をかけずに、です。
インターネットを使えば資金力のある大企業とだって戦えます。
というよりも、インターネットを使わないと勝負になりません。 潤沢な資金のある大企業があなたのテリトリーに攻め込んできら、まず 太刀打ちできないでしょう。