誰かに何かを伝えるときは、あなたの存在を証明して、「顔」の見える文章を書きましょう。
私たちは顔の見えない相手の言うことは100%信用しません。(あなただって、これは素晴らしい商品だとか、このサービスは最高だ、なんて匿名希望者の言うことを真に受けませんよね?)
だから、あなたがブログで誰かに何かを伝えたいのであれば、あなたが実際に存在することを証明して、あなたの「顔」の見える文章を書きましょう。
ブログでの顔の見せ方は二つあります。
一つは顔写真で実際にあなたが存在することを証明する方法。それともう一つは、あなたの言葉で相手に語りかけるという方法です。
これはどちらか片方だけで十分というものではありません。
二つが揃って最大の威力を発揮するものです。
顔写真であなたの存在を証明する
ステマやフェイクニュースなど、インターネット上は信用できない情報で溢れています。誰でも簡単に情報が発信できる時代ですからね。買うように操作されたり、被災地を混乱に陥れるような悪意ある情報はあなたも大嫌いですよね?
ブログで顔写真を見せるというのは、あなたが実在する人物であることを相手に伝え、発信する情報に責任を持つというあなたの意思表示になります。
生産者の顔の見える野菜のほうが安心して食べられますよね? それと同じです。
俗に「顔色を伺う」とか「顔を見て安心した」なんて言いますが、私たちは「顔」に強い関心を示します。
- 私たちが毎朝、顔を洗い、身だしなみを整えるのは人に見られるからですよね?
- 絶対に誰とも顔を合わせないぞ、なんて下を向いて歩く人はいませんよね?
- 事件と聞けば、被害者や加害者はどんな顔をしているのか、あなたも気になりませんか?
生物学上、顔は個体を識別するうえで最も重要な要素となります。本能的に私たちは「顔」に関心を示さずにはいられないのです。
だから顔写真であなたの存在を証明して、あなたが発信する情報に責任を持つという姿勢を示しましょう。
あなたの言葉で相手に語りかける
じゃあ、ブログに顔写真を貼りつけておけば相手は安心して、あなたの言うことを信用するのか?
いえ。そんなに簡単ではありません。
さらに相手に向かって、あなたの言葉で語りかけることが重要です。あなたの伝え方で伝えることであなたの人物像が伝わります。
私たちは一人ひとり話し方も違うように、書く文章にも個性が出ます。マンガだって、小説だって、その人の作風が出ますよね? 慣れてくると誰が書いたのか、すぐにわかります。すべてにおいて、個人の仕事にはその人の個性がにじみ出てきます。
以前に、学生アルバイトが出自の明らかでないネット上の情報をコピペして、継ぎはぎの記事を量産していた問題となった事件がありました。これは情報の信頼性を損ねるだけでなく、誰が誰にどんな価値を提供しているのか、書き手の顔が見えないという問題でもありました。
どんなに独創的なアイデアを持ち寄っても、委員会方式で決めていくと、つまらないアイデアになってしまうのと同じです。多くの個性をつなぎ合わせた記事は、結局のところ、主張がぼやけてしまうのです。
あなたのビジネスのことを一番理解しているのはあなた自身です。そしてブログ記事はあなたの分身です。つまり、あなたのメッセージを相手に伝え、最終的には買ってもらう役割を持ったセールスマンなのです。
こんな幼稚な文章を書いたら恥ずかしいな、なんて思わずにあなたの言葉で相手に丁寧に伝えてください。あなたが自分の言葉で語りかけるメッセージにはあなたの気持ちがプラスされます。本当です。
まとめ
多くの情報があふれる現代において、どんどん私たちは疑い深くなっています。
ステマ、フェイクニュース、、、とくにネット上でパッと目に入ってくる情報なんて、あなたも心の底から信用はしませんよね?
「ネットの情報は鵜呑みにするな」
もしあなたに小学生の子どもがいれば、きっとそう教えているはずです、、、
ネット社会の現代において、私たちは「どんな情報か」よりも「誰が言っているのか」で情報の価値を判断します。
だから、あなたがブログで誰かに何かを伝えたいのであれば、顔写真を見せてあなたが実際に存在することを証明し、あなたの「顔」の見える文章を書きましょう。
【無料レポート】「インターネット集客の教科書」
そんな怒りにも似た気持ちで、私はこのレポートを書きました。
いつも思うのは、 「インターネットを使えばもっと簡単にできるのに」ということ。
事実、見込み客だけでなく取引先や従業員まで、あなたのビジネスに関係 するすべての人をもっと簡単に集めることができます。それもあまりお金 をかけずに、です。
インターネットを使えば資金力のある大企業とだって戦えます。
というよりも、インターネットを使わないと勝負になりません。 潤沢な資金のある大企業があなたのテリトリーに攻め込んできら、まず 太刀打ちできないでしょう。