自然検索のアクセスを増やすには、ユーザーがそのサイトに期待しているコンテンツを提供する必要があります。
ではどのようなコンテンツを用意すればいいのか?
自然検索のユーザーには4つのニーズがあり、そのニーズに合わせたコンテンツを用意します。するとコンテンツやサイト全体の評価が高まり、自然検索のアクセスも増えるようになります。
4つのニーズとは「Know」「Do」「Go」「Buy」のこと。
この記事では、自然検索を増やす情報種別「Know」「Do」「Go」「Buy」の使い方を説明します。
Know:何かを知りたい
たとえば、「SEOって何?」「失敗しないダイエット方法を知りたい」などです。
検索エンジンを使う理由のほとんどがこれで、「何かを知りたい」というユーザーのニーズです。
このニーズをもっと掘り下げると「早く知りたい」「正しく知りたい」「詳しく知りたい」の3つに分かれます。
たとえば「SEOって何?」では、
- すぐに意味を知りたい
- 間違っていない、正確な情報を知りたい
- どんな役に立つのか知りたい
- 自分に関係ある話なのか知りたい
といったニーズです。
このようにニーズを分解していくと情報が詳しく具体的になっていきます。この具体性が「まさにこれが自分の求めていた情報」としてユーザーの評価につながります。
Do:何かをしたい
たとえば、「英会話を習いたい」「ダイエットしたい」などです。
「何かをしたい」。このユーザーニーズに一歩踏み込むと、
- なるべく簡単に
- 失敗しないで
- 続けたい
という3つになります。
なんとなく、わかりますよね。
「ダイエットしたい」では、なるべく簡単に、途中で挫折しないで、痩せてスタイルを維持したい、となります。
とくに「失敗しないで」は重要で、私たちには根源的な欲求として「失敗を避けたい」があります。ここでもユーザーニーズに一歩踏み込んで、”結果”を得るために「失敗する原因とその解決方法」をていねいに具体的に伝えていくとユーザー評価が高まります。
Go:どこかに行きたい
たとえば、「ハワイに行きたい」「出張で大阪に行く」といった、ユーザーの具体的な移動に関係する情報です。
ここでのポイントは
- できるだけ安く
- できるだけ効率よく
- できるだけ快適に
移動したいの3つになります。
これもユーザーの気持ちがわかりますよね。
せっかくハワイに遊びに行くのに、それも休暇を取って(限られた時間で)行くのであれば、目一杯楽しみたいと思うのではないでしょうか。
そのために必要な情報として、出発の日時や移動手段、現地で滞在するホテルなど複数の選択肢を提示したり、画像や動画なども使って「これからハワイで楽しむ」ことをイメージできるような情報も重要になってきます。
Buy:何かを買いたい
たとえば、「パソコンを買いたい」「クルマを買いたい」など、購買行動の前に行う下調べのニースです。
ここでのユーザーは
- 良い商品を
- なるべく早く
- できるだけお得に
買いたいと考えるようになります。
パソコンを買うなら、スペックや耐久性に優れているなど品質の良いものを、なるべく早く、できるだけ安い金額で、手に入れたいと思うのではないでしょうか。
そのようなニーズにはセール情報や専門家の意見、実際に購入したユーザーの声など、購入判断に役立つような情報が好まれます。
まとめ
ここまで自然検索を増やす情報種別「Know」「Do」「Go」「Buy」の使い方を説明してきました。
いずれもあなたのビジネスタイプや商品・サービス、それに紐づくキーワードなどからユーザーのニーズに応えるコンテンツを作っていきます。その際、ターゲットユーザーを具体的に、ペルソナレベルにまで具現化できるとキーワードも選定しやすくなりますよ。
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