説明したいことが複雑になるほど、アナロジーを使って分かりやすくすることが大事です。

それも、読者がイメージしやすいようなアナロジーです。ひょっとすると、読者とあなたとではイメージが違うかもしれないので使い方には注意が必要です。

アナロジーとは

特定の事物に基づく情報を、他の特定の事物へ、それらの間の何らかの類似に基づいて適用する認知過程である

引用:ウィキペディア「類推」より

簡単に言うと、複雑なものごとを説明するときにもっと身近なものにたとえて説明することをいいます。

具体例を挙げるので参考にして下さい。

アナロジーの具体例 6つ

7テラバイトってスゴイ?

たとえば、あなたがブルーレイレコーダーを買おうと考えているとします。

家電量販店で店員に「この機種は、7テラバイトもデータ容量があるんですよ! スゴイでしょう」と説明されて、ピンときますか?

技術レベルで考えればスゴイことなのかもしれませんが、ほとんどの人にはよく分からないですよね?

そういうときに、「地デジの通常録画なら約381時間、NHKの大河ドラマだと10年分の録画ができます」と言われれば、スゴク容量があるのでいっぱい録画できるんだな、と分かりやすいです。

1キロワット時の電力で何ができる?

1キロワットって、どれくらいのエネルギーなのか分かりづらいですね。

たとえば、

  • 40ワット電球を24時間点灯できる
  • パソコンを2.5時間使用できる
  • 19インチカラーテレビを1時間見ることができる
  • 衣服乾燥機を15分間回すことができる

と、言われればなんとなく分かります。

月の直径は3,474km、地球からは384,400km離れている

大きくて、地球から遠いのはなんとなく分かりますが、、、

地球がバスケットボールの大きさだとしたら、月は野球ボールくらいの大きさで、距離的には約7.6メートル。これだとイメージしやすいですよね。

天体同士の距離や大きさを理解するのにアナロジーはよく使われます。

血圧は大丈夫?

血圧の知識がない人が、医者から「あなたの血圧は140から220です」と言われたらどう思うでしょうか?血圧についての知識がなければ食生活を変えようとか、運動習慣を変えようとは思いませんよね。

でも、「あなたの血圧は140から220です。普通は80から120なので、あなたは血圧が非常に高い状態です。これは、心臓発作や脳卒中のリスクが高いことを意味します。このままでは、いつ血管が切れて死んでもおかしくありません。突然、プツンといきますよ」

と言われれば、自分の血圧の状態が具体的に分かり、すぐに生活習慣を変えようと思うはずです。

スコヴィル値って何?

「スコヴィル値が約100,000だって。相当だよね!」

これだとチンプンカンプンです。(そもそもスコヴィル値が分からないかな、、、)

スコヴィル値とは辛さの単位のことで、トウガラシに含まれるカプサイシンという辛味物質の割合を測定したものです。正式にはスコヴィル辛味単位(Scoville heat units/通称:SHU)と呼ばれています。

でも、スコヴィル値が約100,000と言われてもどれだけ辛いのか伝わりません。

「鷹の爪」のスコヴィル値が約4,000~5,000SHUなので、「鷹の爪の20倍から25倍くらい辛いです」と言われれば相当辛いことが想像できますよね?

1000曲をポケットに

 2001年10月23日、アップルは、音楽業界を根底から変えてしまうデジタルミュージックプレーヤーを発売した。 iPodだ。

しかし、399ドルと高いガジェットだった。容量は5ギガバイトだったが、そういう数字を聞いても音楽ファンはぴんとこない。だからジョブスは、5ギガバイトな1000曲は十分に記録できるとわかりやすい表現を使った。そう言われるとすごい気がするが、それだけで圧倒的な価値となるわけではない。当時、容量のもっと大きい製品がもっと安く売られていたからだ。

だからジョブズは、ほかにもすごいところがあると聴衆に訴えた。 iPodは185グラムで、「ポケットに入る」ほど小さいと。この話を一言にまとめたのが、iPodのスローガン、「1000曲をポケットに」である。

 

数字というものは、理解しやすい文脈に入れてあげないと力を発揮しない。そして理解しやすい形は、なんといっても、みんながよく知っているものと関連づけることだ。5ギガバイトと言われたらなんだそれと思う人も、1000曲をポケットにと言われれば今までと違う形で音楽が楽しめることがすぐにわかる。

引用:「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン(副題:人々を惹きつける18の法則)」より

 

これは、2001年にアップルが iPodを発売した時のコピーですが、ジョブズもプレゼンでよくアナロジーを使っていました。身近にイメージしやすいので多くの人が共感してアップルのファンになり、プレゼンを重ねるごとに、熱烈なファンが増えていったのはよく知られているところですね。

まとめ

アナロジーを使いこなせればすごく分かりやすい説明ができるようになります。

分かりやすく伝えるというのはブログを書くうえで一番大事なことですよね。

 

 

参考:「スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン(副題:人々を惹きつける18の法則)」日経BP社

参考:「デカルトの悪魔はなぜ笑うのか?(副題:100のアナロジーで読む科学の世界)」創元社

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