すべての顧客に向けた言葉であっても、つねにその一人ひとりに話しかけていることを忘れてはいけない
あなたがブログを通してコミュニケーションを取るのは端末の向こうの、ただ一人の人間です。
ただ一人の人間に向けて語りかけるように書きましょう。
「あなた」を使う
たとえば、あなたがセミナーで二人の見知らぬ人に話しかけられたとします。
A:「はじめまして。みなさんと仲良くしたいです。よろしくお願いします」
B:「はじめまして。あなたと仲良くしたいです。よろしくお願いします」
さあ、あなたならAとB、どちらに関心を持つでしょうか?
おそらくBの話しかけに関心を持つのではないでしょうか。
私たちは、だれもが自分を特別に扱ってほしいと考えています。「大勢の中の一人」よりは「あなたという個の存在」を認めてほしいと願っているのです。
Aはあなた以外の人にも同じことを言うでしょう。でも、Bはあなたに特別な関心を持って話しかけている、そんなふうに感じませんか?
ブログは、一対不特定多数のコミュニケーションツールです。でも、あなたのメッセージはそれぞれが自分の端末で見ています。それも誰かと一緒に見るというよりは、自分一人で見ているはずです。
だとすれば、「あなた」を使ってパーソナルな感じを出したほうが相手に響きます。
話しかけるように書く
私たちはいざ書くとなると文章体になりがちです。でも会話な感じのほうが自然であり、相手にも親しみを与えます。
たとえば文章体や文語体だと、
- お尋ねしますが、このことをご存知でしょうか?
- 誠に申し訳もございません。
- 情報の価値を認識することです。
- 顧客に向けて価値ある情報を発信する。
これだとちょっと堅苦しいですよね。
それよりも会話調や口語体にして、
- ねえねえ、コレ知ってる?
- 本当にゴメンナサイ。
- 何の話なのか理解しよう。
- お客さんに役立つ情報を届けよう。
コレのほうがグッと親しみを感じませんか?
漢字をたくさん使ったり、難しい言い回しで書かれた文章はたしかに書き手の頭の良さが伝わります。でも読み手が書き手に親しみを持つかどうかは別の話。
堅苦しい人よりは同じような言葉使いであったり、フランクな人のほうが近づきやすいですよね。
だから、あなたの大切な友人に話しかけるようにブログを書きましょう。
まとめ
もしあなたにお気に入りのブログやベンチマークしているブログがあれば、注意して読んでみてください。おそらく、パーソナルな感じで親しみが持てるはずです。
「あなた」を使って、大切な友人に話しかけるように書きましょう。
コミュニケーションがパワフルになり、一人に向けたメッセージのはずなのに多くの読者を引き寄せるようになりますよ。
【無料レポート】「インターネット集客の教科書」
そんな怒りにも似た気持ちで、私はこのレポートを書きました。
いつも思うのは、 「インターネットを使えばもっと簡単にできるのに」ということ。
事実、見込み客だけでなく取引先や従業員まで、あなたのビジネスに関係 するすべての人をもっと簡単に集めることができます。それもあまりお金 をかけずに、です。
インターネットを使えば資金力のある大企業とだって戦えます。
というよりも、インターネットを使わないと勝負になりません。 潤沢な資金のある大企業があなたのテリトリーに攻め込んできら、まず 太刀打ちできないでしょう。