文章を読みやすく要素に「文末表現」があります。
文末表現は文章のリズムや抑揚を作り出し、文章を読みやすくしてくれます。反対に、間違った文末表現は読み手にストレスを与え、暗に書き手の自信の無さを伝えてしまいます。
もしあなたのブログ記事を読みやすくしたいのであれば文末表現のルールを守りましょう。
単調な繰り返しを避け、曖昧な言葉を使わない。
守るべきルールはたったこれだけです。
もう少し具体的に言うと、
守るべき文末表現のルールは「同じ文末表現の繰り返しを避ける」と「曖昧な言葉で読者を不安にさせない」です。
同じ文末表現の繰り返しを避ける
読みやすい文章とはリズムよく読める文章です。
そこで気をつけたいのが同じ文末表現を繰り返すことでかえってリズムを悪くしてしまっているケースです。
よくあるのが「です」や「ます」の繰り返しで、たとえば
富士山は、日本一高い山として知られています。静岡県と山梨県をまたいでいます。その高さは3,776メートルを誇ります。
このように「~ます」という文末表現が繰り返されると抑揚が損なわれて機械的な表現に感じられます。
それよりも
日本一高い山の富士山。静岡県と山梨県をまたいで、その高さは3,776メートルを誇ります。
文末表現に変化をつけることで文章のリズムが変わり、読み通しやすくなりました。
基本的に、3回以上同じ文末表現を繰り返すのは避けましょう。
書いたブログ記事を読み返して同じ文末表現が続くときには、あえて文末表現を変えることで文章に抑揚を作ってみてください。
曖昧な言葉で読者を不安にさせない
もしあなたが専門家としての知識を伝えていたり、文章に説得力を持たせたいのであれば、曖昧な言葉は避けましょう。
曖昧な文末表現とは、
- ~と思います。
- ~かもしれません。
- ~みたいです。
- ~らしいです。
などです。(なんとなくわかりますよね?)
このような推量表現はプロさしさを低下させます。
たとえば、登山ガイドがこのように案内していたらどうでしょうか。
北岳は、日本で二番目に高い山だと思います。知名度こそ富士山に負けるみたいですが、火山でない山としては日本一の高さらしいです。「南アルプスの盟主」とも呼ばれ、多くの登山家を魅了しているかもしれません。
専門家としての知識に頼りなさを感じませんか?
こんなガイドに登山ルートを案内してもらって大丈夫なのか、不安になりますよね。
それよりも、
北岳は、日本で二番目に高い山です。知名度こそ富士山に負けますが、火山でない山としては日本一の高さを誇ります。「南アルプスの盟主」とも呼ばれ、多くの登山家を魅了してきました。
このほうが専門家の情報として読み手も受け入れやすいのではないでしょうか。
もちろん、根拠に乏しい情報や当て推量で断定してはいけませんが、伝える情報が事実であれば言い切ってしまったほうが説得力につながります。
意図的に曖昧な言葉を使うケース
確実な効果が約束できない場合や表現を和らげるテクニックとして、意図的に曖昧な言葉を使う場合もあります。
たとえば
- 必ず儲かります。
- 必ず痩せられます。
- 必ず治ります。
医療や金融など表現が規制されている業界では、このような表現は使えません。
その場合は推量表現に留めておく必要があります。
まとめ
ブログ記事を読みやすくするには文末表現のルールを守りましょう。
守るべきルールはたったの2つ。
「同じ文末表現の繰り返しを避ける」と「曖昧な言葉で読者を不安にさせない」です。
簡単なので、ぜひあなたのブログ記事でも試してみてください。
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