From:葛西義弘
インターネットマーケティングの世界に長くいると、とてもよくわかることがあります。
それは本当に、多くの会社、多くの経営者、多くの個人事業主が自分のホームページをたくさんの人に見てもらって、もっと問い合わせを増やしたいと考えているということです。
そのために一生懸命ブログを書いたり、ネット広告を出したりするのですが、なかなか結果を出せない。そのとき、決まって言うセリフが「なんで問い合わせが増えないんだろう? こんなに頑張っているのに・・・」です。
いやいやいや、、、
私の本音を言いますよ。
それも、多くの批判を覚悟して、、、
あなたのメッセージは見込み客に刺さっているか?
もしあなたがインターネット集客の軸足をコンテンツSEOに置いているのであれば、あなたのホームページから問い合わせが増えない原因は、ホームページのコピーやあなたが書くブログのメッセージがありきたりでつまらないからではないでしょうか? (ワォ、爆弾発言! 批判殺到だ!!)
でも、本当に、本当に、大事なことなのでもう一度言います。
あなたのホームページから発信されるメッセージは、あなたの見込み客や顧客にとって本当に価値ある、魅力的なものでしょうか?
たとえば、あなたがダイエットのエクササイズ・プログラムを売っているとします。
そこであなたが見込み客に伝えるメッセージが、
「痩せるためには、食べたいのを我慢して、ちゃんと運動すればいいんですよ」
となっていて、プロのモデルがにっこりと笑いかける、完璧なビジュアルデザインのホームページから発信していたらどうなるでしょうか?
あなたの見込み客は、「よし、これなら痩せられる!」とあなたを頼りに思うでしょうか?
絶対、無理ですよね。
それができないから見込み客はダイエットに悩んでいるんですよね。
つまり、メッセージが魅力的じゃないんです。
誰にでも言えるようなことをもっともらしく言っても、見込み客の心にまったく刺さりません。
相手の気持ちに寄り添い、あなた自身の言葉で語りかけなければ、見込み客があなたのホームページを訪れる意味がありませんよね? ほかの誰かのホームページでもいいわけです。
そのネット広告は見込み客に届いているか?
もしあなたがインターネット集客の軸足をネット広告に置いているのであれば、あなたのホームページから問い合わせが増えない原因は、広告を出す媒体(メディア)やキーワード選定が間違っているのではないでしょうか?
(ビジネスにおいて、広告にお金をかけられるのは競争力があることを意味します。なんともうらやましい限りです、、)
そもそも見込み客が見ない媒体に広告を載せても反応はありませんよね。それはまるで魚のいない釣り堀に糸を垂らすようなもの。広告を出すなら魚のいる釣り堀を選ばなくてはいけません。
見込み客が集まっている場所はポータルサイトなのか、Facebookや Twitterなのか、それとも YouTubeなのか。じつは見込み客がよく見ているのはフリーペーパーや折り込みチラシ、業界新聞といったオフラインなのかもしれません。
あなたに質問しますが、あなたの見込み客のことを一番よく知っているのはあなたですよね?
であれば見込み客にちゃんと届く、適切な媒体を選びましょう。
それとキーワード選定。
ダイエット関連のビジネスであれば、食事で痩せるのか、運動か、それともサプリメントなのか。それによって見込み客の選択するキーワードも異なります。
今すぐ痩せたいのか、6か月後か、それほど切実ではないのか。見込み客の意識レベルによっても選択するキーワードは違ってきます。
リスティング広告を出すのであれば、たいていはネット広告の代理店に頼むことになると思います。(はっきり言って素人がやるのはお金をどぶに捨てるようなものです)
でも、インターネットに詳しくないからといって営業担当者に任せっきりにしてはいけません。
そもそも広告枠を売ったり、出稿手数料で稼ぐ広告代理店と、あなたが広告を出す目的は必ずしもイコールではありませんので。
最低限の知識を持ったうえで依頼しないとカモにされますよ。 (ワォ、また言っちゃった!)
あなたの感覚は顧客の感覚ではない
ブログを書いてSEOで集客するにしても、ネット広告でアクセスを集めるにしても、一番大事なのは見込み客のことを本当に理解することです。
見込み客は男性なのか、女性なのか?
20代なのか、30代なのか、それとも40代なのか?
どこに住んでいるのか? 職業は? 家族構成は?
ライフスタイルは? 趣味は? 何に価値を感じ、何を嫌うのか?
こうやって見込み客を調べていくと、あなたが見込み客のためと思ってやっていることが、案外的外れだったりします。
あなたのビジネスですでにリピーターや常連客がいるのであれば直接聞いてみるとか、徹底的にリサーチしていきましょう。同質のお客様を増やすのに絶対に必要なことです。
あなたの感覚は顧客の感覚ではない
絶対にこのことを忘れてはいけません。
ときに、現実を直視するのは辛いことかもしれません。
勇気を振り絞らなければいけないかもしれません。
でも、今ある結果がすべてです。
自分のやっていることを厳しい目で評価してみましょう。
まとめ
今日は久しぶりに辛口なことを言いました。(ガクガクブルブル、、、少し、批判が怖くなってきた、、)
でも、本当に、本当に、大事なことです。
インターネット集客も含めて、マーケティングを成功させる鍵は「3つのM」にあります。
- マーケット
- メッセージ
- メディア
これらがピタリと一致していることが大事です。
だから、ホームページからの問い合わせを増やすには「自分の見込み客が求めているものは何か?」を常に自分自身に問いかけていきましょう。
そして3つのMでマーケティングを組み立てていく。これで状況はずいぶん改善するはずです。
【無料レポート】「インターネット集客の教科書」
そんな怒りにも似た気持ちで、私はこのレポートを書きました。
いつも思うのは、 「インターネットを使えばもっと簡単にできるのに」ということ。
事実、見込み客だけでなく取引先や従業員まで、あなたのビジネスに関係 するすべての人をもっと簡単に集めることができます。それもあまりお金 をかけずに、です。
インターネットを使えば資金力のある大企業とだって戦えます。
というよりも、インターネットを使わないと勝負になりません。 潤沢な資金のある大企業があなたのテリトリーに攻め込んできら、まず 太刀打ちできないでしょう。