千葉でインドレストランといって、真っ先に思い出すのがルンビニでしょう、、、
1998年5月のオープンから、もうじき20年目を迎える、インドレストランのルンビニさんにお邪魔して、店主のGAMMBIR SAJWAN(ガンビール・サジュワン)さんにお話をうかがってきました。
目次
ルンビニ(Lumbini)とは
店名の「ルンビニ」は、仏教の開祖・釈迦の生誕地に由来するそうで、仏教の八大聖地のひとつから。ちなみに、釈迦の生誕地のルンビニは、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
お店は大通りに面していて、2階ながらもガラス張りでとても分かりやすい外観。
写真が店主のサジュワンさん。とても気さくなひとですが、まわりに人に聞いても、まったくと言っていいほど、怒ることのない、温厚なひとなんだとか。
サジュワンさんは、インド北部のウッタランチャル州のデハラドウン(州庁所在地)のご出身だそうですが、日本に来て、もう20年近くになるので日本語がとても上手でした。
インドのはなし
インドはもうじき13億人を超えるという、世界第2位の人口をもつ大国で、民主主義国家としては世界最大です。
民族、言語、宗教もホントに多様で、たとえばインド憲法で公認されている州の言語だけで21も有り、インド政府が発行する紙幣には18の言語が印刷されているとか。(ちょっと驚きですね、、、)
2003年以降は7%~9%の高い経済成長を続けており、近年、もっとも注目されている国のひとつです。ウッタランチャルは、そんなインドの首都・ニューデリーから北東へ約360㎞。(地図上の右上)
サジュワンさんの出身地であるウッタランチャルは、インド人の80%を占めるヒンドゥ教徒にとって、特別な意味を持つ地域で、聖地への入り口とされるハリドワールや、ビートルズが瞑想したアシュラムのあることで一躍世界的に有名になったリシュケシュ(ガンジス河のほとりに、寺院やアシュラムが立ち並ぶ、聖地であり観光名所)でよく知られるところです。
リシュケシュから北へ1日ほど車で行くと、ガンゴウトリーというヒンドゥ四大聖地のひとつがあり、そこから先、トレッキングで8時間ほどのところに、ゴーモックという、氷河の壁から流れ出るガンジス河の源流があります。
ルンビニが千葉で愛され続けるレストランになるまで
サジュワンさんにお店の歴史を訪ねると、まずはレストランのオープンまでこぎつけるのがひと苦労で、いまはよく見かけるようになったインド料理専門店も、当時はビザの取得などホントに大変。開業までの手続きがとても煩雑だったとか。
それでも、慣れない土地での商売に、ルンビニの名物ママさんといわれている、強力な日本人パートナーを味方にして、レストランのほか、インドの魅力を広めたいと雑貨販売などさまざまなチャレンジを続けてきたそうです。
そして、多くのチャレンジのなかで良いご縁に恵まれて、近所のオフィスから宅配の注文も多く受けるほどに地域に根付くことができ、学生さんから年配の方や女性のグループ客など、幅広い層に親しまれるお店になったそうです。
オープン当初から通い続けるお客さんも少なくなく、なかには、引っ越しで千葉の地を離れてもわざわざルンビニまで足を運ぶ熱心なファンもいるんだとか。
写真はルンビニの人気ランチ、日替わり3種類のカレーバイキング。ナンorライスも食べ放題に加え、月~金はミニサラダ付き、日はパパド食べ放題で960円。
地域での存在感を示すエピソード
エピソード1
いまでは当たり前に、多くのひとが利用するグルメサイトですが、その草分け的な存在の「ぐるなび」が、最初に千葉エリア開拓の際、真っ先に取材に訪れた飲食店がルンビニであるのは、意外と知られていません、、、
ルンビニは、当時からこの界隈で存在感があったのですね、、、
エピソード2
お昼時の存在感も絶大で、近くのオフィスや官庁からもランチのデリバリー注文にも対応中。多い時で80食ほど届けるそうですが、お店のランチもあるので大忙し。手が足らない時はインド人コックの助っ人を頼むんだとか。
ルンビニの味を支えるスタッフ
ルンビニで働くスタッフさんを紹介していただきました。
ネギ・ジャパルさん―――ルンビニ初期からのスタッフ。サジュワンさんのいない時にはキッチンの中心となって頑張っています。
バーラット・シンさん―――日本に来て数年ですが日本語が上手。仕事もプライベートも努力家です。
ディニッシュ・シンさん―――まだまだ日本語はできませんが、とにかくまじめ。笑顔がトレードマーク。
ルンビニのおススメ・メニュー
コスパの高い、食べ放題のカレーランチや食べ応えのあるメニューも多いのですが、そのなかでもとくに、ルンビニこだわりの品を、サジュワンさんに教えてもらいました。
マッシュルームペッパー
「みなさんがひと口食べて驚かれるのが、その食感とお味。ピリ辛な中に旨みを閉じ込めました。一度食べたら忘れられない、当店オリジナルの一品です!しかし、グランドメニューに無いので、もし見当たらなかったらスタッフに聞いて下さいね!」
チキンティッカ
「とにかく柔らかい!お客様にはお時間を20分ほどいただいておりますが、炭火でじっくり、注文を受けてから焼き上げる、納得の一品。骨なしチキンを使用し、ひと口サイズのため、女性にも食べやすく人気です。ワインやビールとの相性も大変よろしく。大切な方とのゆったりとしたディナーのお供に最適です」
季節のタリー
「カレーって季節感ないよね、、、と言われ続け、できたのが『春タリー、夏タリー、秋タリー、冬タリー』、『○○のおいしいものフェアー』シリーズです。
タリーとは、ステンレスの丸い器に、サラダもカレーもライスもおかずも一緒に盛り付けてしまう、一皿飯です。それに季節感を出そうと考えました。
1年間にたった4回の変更ですが、四季の変化があまりないお国のシェフたちに、旬の食材を理解してもらうのは至難のわざでした、、、
余談ですが、お野菜にかけるドレッシングも自家製です。サウザンドレッシングをインド風にアレンジしました。
これからも、このシリーズで、インドのお料理と日本の食材のコラボをどんどんやっていきたいと思っています!」
ルンビニの目指すところ
そんな人気店の将来について、サジュワンさんに語ってもらいました。
「千葉の地で、もっともっとルンビニを知ってもらい、インド料理が千葉のご当地フードとして広く認知してもらえるように活動していきたいんです(笑)」
「遠くからでもルンビニの味を求めて、たくさんのひとに通ってもらえるような、もっともっと存在感のある店にしていきます」
じつは、これにはわけがあって、多くのリクエストに応えるため、以前はインターネットでルンビニのスパイスをレシピ付きで販売していたそうです。でも、ルンビニの味が出せないとの声を多くいただいたことから、現在はお店に来ていただけるように努力しているとのこと。
ルンビニの調合するスパイスは、「魔法のスパイス」とも呼ばれ、再現が難しいのかもしれませんね、、、
だから、恋しくなったらお店に足を運ぶしかないのです、、、
これだけの人気店にもかかわらず、今のところ、お店を増やすことを考えていないのも同じ理由から。自分の目の届くところでルンビニの味を楽しんでもらいたいんだとか。
ルンビニからの特別なプレゼント
最後に、この記事を読んでお店に足を運んでいただいた方に、5月末日までの期間限定で、ルンビニさんからの特別なサービスがあります。
ランチタイムサービス
ランチをご注文の方に以下から、1ドリンクサービス。
ラッシー/チャイ(アイスorホット)/オレンジジュース/ウーロン茶/コーヒー(アイスorホット)
ディナータイムサービス
お一人様1,500円以上のご飲食、現金払いで10%OFForクレジットカード払いで7%OFF
かならず、『PRナビの記事を見ました!』と、この画面をスタッフに提示のうえ、希望するサービスを伝えて下さい。
お一人様、1画面につき1サービスとなります。(複数人の場合、それぞれ提示が必要になります)
店舗基本情報
店名 | ルンビニ |
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TEL | 043-227-8086 |
住所 | 千葉市中央区富士見2-7-15 榎本ビル2F |
交通手段 | JR千葉駅東口より徒歩5分 |
営業時間 | 月~土 11:30~23:00(ラストオーダー22:30) 日 11:30~22:30(ラストオーダー22:00) |
定休日 | 年末年始 |
お店のホームページ | http://www.indian-lumbini.com/ |
備考 | この情報は2017年4月時点のものです。 お出かけ前に必ず店舗へご確認下さい。 |
アクセス
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