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千葉のアルファロメオ・フィアットの整備専門店、Assistere(アシステレ)。メンテナンスはお任せください。

Assistere(アシステレ)外観

今回は千葉市にある、アルファロメオ・フィアットを専門としたメンテナンスファクトリー、Assistere(アシステレ)さんにお話を伺ってきました。

Assistere(アシステレ)とは

Assistere(アシステレ)のサービスピット

Assistere(アシステレ)のサービスピット

Assistere(アシステレ)とはイタリア語で「手伝う」とか「力を貸す」という意味です。

イタリア車はもっと楽しく、10年でも20年でも乗れるもの。そのためにはメンテナンスが欠かせない。でも、正しい知識と専門的な技術をもった整備工場はまだまだ少なく、メンテナンスに困っているオーナーは多い。

そんなアルファロメオやフィアットが大好きなオーナーの悩める声に力を貸すべく、Assistere のストーリーが始まりました。

Assistere(アシステレ)の代表・穂苅氏

Assistere(アシステレ)の代表・穂苅氏

Assistere(アシステレ)の代表・穂苅氏

代表の穂苅氏は、サービスキャリア21年のベテランメカニック。

穂苅氏の圧倒的な強みは、アルファロメオやフィアットを中心とした輸入車メンテナンスの経験値の高さ。

サービスキャリアのすべてが輸入車整備で、英国車に始まり一番長いのが Assistere のもっとも得意とするアルファロメオやフィアット。正規ディーラーで10年、アルファロメオ&フィアットの専門ショップで5年の勤務経験はイタリア車のメカニックの経験値を大幅に上げてくれたとのこと。

多くの車種を新車からメンテしてきたので、セレスピードやツインスパークなどクルマごとのメカニズムだけでなく、経年や走行距離で変化する車の正常値をよく知っている。だからこそ、入庫したクルマの状態の良し悪しを見分けられ、小さなトラブルサインも見逃さないんだとか。

Assistere(アシステレ)のサービスアドバイザー・紺野氏

輸入車、とくにイタ車の販売からサービスフロントまでの経験が深く、自身でも気に入ったアルファロメオをこつこつ直しながら長く乗り続けているアルフィスタ。現在の愛車は1999年製のアルファロメオ・GTV。

穂苅代表とは正規ディーラー時代からの付き合いで、コンビを組んでもう15年。だから、「あ・うん」の呼吸でお客さんの要望を穂苅氏へ伝えたり、工場の入出庫をコントロールしたり。

アルファロメオやフィアットのトラブル事例やモディファイするためのパーツに詳しく、アルフィスタならではの愛情を持った目線でイタリア車オーナーの役に立つ情報を Assistere ブログで配信しています。

下の写真がAssistere を支えるスタッフの紺野氏。

Assistere(アシステレ)サービスアドバイザー 紺野 進氏

Assistere(アシステレ)サービスアドバイザー 紺野 進氏

「中古で買ったけどなんだか不安」

「長く乗り続けるにはどうしたらいい?」

「イタリア車で同好の士と遊びにいきたい!」

なんて方は、ぜひ相談されることをおススメします。アルファロメオ・フィアットオーナーは出会って即、お友達と思っているそうで、ものすごく丁寧にアドバイスしてくれます。

Assistere(アシステレ)って、こんなところ

Assistere(アシステレ)に500大好きなオーナーさんがやって来た!.

Assistere(アシステレ)に500大好きなオーナーさんがやって来た!

引用:Assistereのブログ「500大好きなオーナーさん(*‘∀‘)がやって来た!」より

じつは、Assistere があるのは、けっこう人里離れたところ。決して、アクセスが良いとはいえない。むしろ悪い(笑)

でも、けっこうお客さんが来るんです。県外から足を運ぶ人も少なくないとか。

イタリア車に乗る人って、情報感度の高い人が多い。だから、お客さん同士が情報交換し合うことも多く、評判が評判を呼び、Assistereまでたどり着くことが多いそう。(そういえば取材時、他県ナンバーのクルマが何台か入庫していました、、、)

それに、、、

アルファロメオ・フィアット専門なのにプジョーやジャガー、珍しいところだとMGやロータスなども修理依頼がけっこうある。手に負えなくなった同業者からの持ち込みも多いとか。

だけど、人里離れているせいか、Assistere では慌ただしさがない。それも車好きには居心地のいい空間になって、みんなが自然と集まってくる。県外からお茶だけ飲みにくるオーナーもいるとか。

もう一度言いますが、けっこう人里離れたところにあってアクセスも悪い、のに。

Assistere(アシステレ)の想い

どんなに大事に乗ってきた車でも、古くなってくると手放す人が増える。

自然な流れではあるが、イタリア車はとくにその傾向が強い。

よく聞くのは、

「故障が不安で、、、」とか「修理にお金がかかるから、、、」なんて理由。

たしかに、走行距離や年数によって定期メンテナンスが発生する。

「でも、ウチなら10年、20年と無理なく乗り続けるためのお手伝いができる」

穂苅代表は言い切る。

アルファロメオやフィアットは意外と故障しない?

「そもそも、メンテナンスをきちんと受けていれば意外と壊れない。たしかにアルファ147とか156のセレスピードなんてものすごく売れた分、マイナートラブルは多かったけど。でも、きちんと点検しておけば防げる故障も多かった」

「昔に比べてクルマ自体の品質も上がったし、トラブルサインに気付かずに乗れてしまうくらい良くなったんだ。でも機械はウソをつかない。イタ車だけじゃない、どの車だって同じだよ」

メカニズムが違えば必要なメンテナンスも違う。

対応するには専門的な技術はもちろん、なによりも正しい知識と経験が欠かせない。

たとえば、異音がするといっても、どこからするのか? どんな音なのか? 原因は何なのか? そこから二次故障、三次故障の可能性はあるのか? など、知識と経験がなければ作業を進められない。

「ディーラーメカニックの経験が何より役立っていると思う」

「メーカーの技術情報やサービスマニュアルで学んで、多くのクルマを新車から診てきたしね。新車点検、初回車検、2回目の車検、10万キロ超え、といった、大きな節目を実際に診てきたのは何よりも貴重な経験だよ。だから確実な整備と的確なアドバイスができるしね」

だから、安全に乗れるし、安心できる。

アルファロメオやフィアットを安く維持するには?

「正直に言って、輸入車である以上は国産車と同じようにはいかない。でもメンテ費用を抑えるコツはいくらでもあるよ」

たしかに、イタリア車特有の整備スケジュールはある。

タイミングベルトやウォーターポンプは3年4万キロごとに交換、セレスピードは1万キロごとに点検するとか、その車のメカニズムに合わせたメンテナンスは必要だ。

ヨーロッパのほとんどが日本のような厳格な車検制度を持たないので、基本的には走行距離で判断する。日本だと車検を通すために万全の整備をするのが一般的なので「早めに交換しましょう」と部品や油脂類をどんどん取り替えていく。だから、まとめて整備すれば「イタ車はお金がかかる」となってしまう。

「ウチは販売ありきのディーラーじゃないからね」

それよりも、

「走行距離で判断して、ウチに来てくれたほうがトータルではずっと安くなるはずだよ。せっかく好きで買った車なんだから、大事に乗ってほしい。相談にはいつでも乗るから」

「ちゃんと整備すれば二次故障、三次故障も防げるので、結局は安く済むしね」

部品を交換するのもそう。

交換する理由があって交換する。当たり前に聞こえるけれど意外と難しい。

よその工場で散々修理したのに直っていないと言って来店されるお客さんも少なくない。そういうところに限って、とりあえず疑わしい部品を交換して「修理しました」という流れ作業になっているから。でも、根本的な修理をしていないのですぐに調子が悪くなって、また修理するハメになる。

「大切なのは正しい知識と経験をもとに、本当に必要なメンテナンスをすること。一回の修理で済めばオーナーも時間とお金の節約になる。二次故障、三次故障を防げるので、余計な出費もしないで済むからね」

「ウチだったら部品交換よりも修理したほうが安ければ、修理も提案するのでオーナーにも喜んでもらえるんだ」

ちなみに、部品の持ち込みにも対応しているので相談して下さいとのこと。 でも、保安基準適合品の使用が原則。持ち込み部品の不具合についてはお客様の自己責任になるので十分注意だそうです。

Assistere(アシステレ)は全日本モトクロス選手権シリーズ レディースクラスに参戦しています

穂苅代表は休みの日も忙しい。

Assistere が参戦している、全日本モトクロス選手権シリーズ レディースクラス

Assistere が参戦している、全日本モトクロス選手権シリーズ レディースクラス

穂苅代表のお子さん二人(ふたりともお嬢さん)がモトクロスにチャレンジしていて、全日本モトクロス選手権シリーズ レディースクラスに参戦している。(実際に会ってみると、とても土煙を上げて攻めの走りをするようには見えない。優しそうなお嬢さん、といった感じなのに)

Assistere は全日本モトクロス選手権シリーズ レディースクラスに参戦、全国を転戦している

Assistere は全日本モトクロス選手権シリーズ レディースクラスに参戦、全国を転戦している

シーズン中は、週末になるとハイエースにバイクを積んで北は岩手県から南は熊本県まで、全国を転戦しているんです。(会場はシーズンによって違います)

そしてもちろん、メンテナンスは穂苅代表の仕事。

じつは、Assistereの納期厳守の強いモチベーションの秘密はレース参戦にアリ。仕事の遅れはお客さんにも迷惑がかかるし、娘のレースにも影響する。なので、シーズン中は平日のうちに確実に作業完了させる。そして週末は全力で娘の競技に打ち込む。だから、Assistereはとにかく納期厳守。

そのほうがお客さんも有難いですよね。

興味がある方は、ぜひレースにも足を運んでみて下さい。

Assistere(アシステレ)概要

店舗基本情報

事業所名Assistere(アシステレ)
TEL043-312-3529
FAX043-312-3579
住所千葉県千葉市若葉区大宮町3955-5
営業時間月~金 10:00~19:00
土 10:00~18:00
定休日日曜日
お店のホームページhttp://assistere-automobile-laboratory.com/index.html
備考この情報は2017年11月時点のものです。

アクセス

 

最後に

いろいろとお話を伺って、ホントにお二人とも車が、とくにイタリア車が好きなんだなぁ~と思いました。ガチガチのシステマチックではなく、いい意味でユルイ感じ。

イタ車が好きな人や興味がある人は、ぜひ一度、人里離れたファクトリーまで足を運んでみて下さい。きっと、いろいろな発見がありますよ。

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