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  1. インターネット集客の基礎知識
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オンライン広告の使い方。まずGoogle アドワーズ(AdWords)の仕組みを理解する

オンライン広告の使い方。まずGoogle アドワーズ(AdWords)の仕組みを理解する

「今すぐ、多くのアクセスを集めなければいけない」

そんなとき、あなたならどうしますか?

インターネット集客のメリットのひとつは、費用対効果がものすごく高いところです。

理想は、自然検索でどこからでもバンバンアクセスを集めてという、いわゆるSEOです。でもホームページを作ったばかりの頃とか、来週からのキャンペーンに今すぐ多くのアクセスを集める必要がある、なんてときには、自然検索のアクセスを待っていられません。なんとか手を打つ必要があります。

だって、アクセスが増えるまで販売をストップ、なんてわけにはいきませんよね?

運営するホームページの実力以上にアクセスを集めなければならない、そんなときに考えたいのがオンライン広告です。しっかりと計画を立てて利用すれば、売上につながるだけでなく、SEOにも効果的です。

この記事では代表的なオンライン広告であるGoogleアドワーズの仕組みを説明します。

Googleアドワーズ(AdWords)とは

Googleアドワーズは、Googleの提供する広告サービスです。

Googleアドワーズは、予算、ターゲットの地域設定、スピード掲載とリアルタイムでの広告編集、効果測定(広告結果を正確な数字をもとに確認)のすべてが自分でコントロールできます。使うには、ある程度の慣れが必要ですが、上手く使えば費用対効果に優れたサービスといえます。

Googleアドワーズの広告種類

Googleアドワーズで利用できる広告は以下の4種類に分けられます。

  1. 検索広告・・・Googleの検索結果に広告を表示するので、ニーズの発生に合わせてタイムリーに訴求できます。
  2. ディスプレイ広告・・・テキスト広告やバナー広告を、GmailをはじめとしてGoogleの提携するWebサイトやアプリに表示します。ターゲットが普段から利用しているサイトを通して訴求することができます。
  3. 動画広告・・・ユーチューブを見るターゲットに動画を通して訴求します。動画にはストーリーを訴求しやすい特長があります。
  4. アプリ広告・・・Googleの提携するWebサイトも含めてネットワーク全体にアプリを宣伝する広告を表示します。また、クリックされた回数と入札単価を掛けあわせた金額をGoogleに支払うクリック課金制を用いているのが特徴です。

自分の扱っている商品やサービス、ビジネスのタイプによって使い分けます。

Googleアドワーズの特長

Googleアドワーズの特長は、大きく以下の4つになります。

  1. 予算のコントロールができる
  2. ターゲットを絞って広告出稿できる
  3. 地域や時間帯を決めて広告出稿できる
  4. 広告のスピード出稿とリアルタイムで内容修正できる

それでは、一つずつ詳しく見ていきます。

1.予算のコントロールができる

今まで広告代理店などに任せていた場合、実質的には主導権は広告代理店にありました。成果よりも表示される期間で費用が決まったり、一定期間の契約が必要だったり。

Googleアドワーズは、自分で予算をコントロールするため、使いすぎる心配がありません。小さな金額から始められ広告をクリックされた回数だけ支払いが発生します。上限を決めておけば、予算を上回ることもなく、予算がなくなっても広告が表示されなくなるだけです。もし、続けて広告を出したければ予算を追加する、すごくシンプルな仕組みです。

また、Googleアドワーズの無料ツールである、キーワードプランナーを使えば設定したいキーワードの需要が調べられ、事前に予算を見積もれるので計画が立てやすいです。

2.ターゲットを絞って広告出稿できる

検索キーワードや提携Webサイトの内容を選んで広告を出せるので、ターゲットユーザーを絞ったアプローチができます。

一般的に、ユーザーのニーズや関心度によって検索キーワードが違ってくるので、集客の目的に合わせて選ぶ必要があります。

たとえば、ダイエットを考えているユーザーが「ダイエット」で検索するのと「ダイエット 食事」で検索するのではニーズが違います。「ダイエット」だけでは、ダイエットの定義を知りたい人かもしれないし、「ダイエット 食事」であればダイエットに効果的な食事を知りたい人と考えられます。

ほかにも、「ダイエット 運動 ジム」ではお金をかけてジムで痩せることを考えていたり、「ダイエット 運動 ランニング」ではお金をかけずに痩せたいと思っているのかもしれません。

このように、集客の目的に合わせて、ターゲットユーザーを絞った広告を出せるのはとても効率的といえます。

3.地域や時間帯を決めて広告出稿できる

地域や時間帯を決めて広告を出せるのも効率的です。

たとえば、沖縄県で地域密着型のクリーニング店を経営しているのに北海道に住んでいる人に広告が見られても意味がありません。主婦を対象とするのに朝の早い時間帯や、夕方から夜にかけてなど、主婦の忙しい時間帯に広告を出しても見てもらえる確率は低いでしょう。

ターゲットの住んでいる地域をピンポイントに絞ったり、表示する時間帯を設定することで反応の高い広告を出すことができます。

4.スピード出稿とリアルタイムで内容修正できる

オンラインなのですぐ広告を出すことができ、必要があればリアルタイムで内容を変えることもできます。新聞、雑誌、折り込みチラシやフリーペーパーなど、紙の広告ではこうはいきません。

でも、Googleアドワーズであれば配信開始・修正・停止を素早く簡単に行うことができます。

Google Adwordsで掲載できる広告の種類

Googleアドワーズで掲載できる広告の種類は以下の4種類です。

  1. テキスト広告
  2. イメージ広告
  3. 動画広告
  4. リッチメディア広告

それぞれの特長をおさえて自分の商品やサービスに合った広告を選びましょう。

1.テキスト広告

テキスト広告

Googleアドワーズの広告の中でも最もシンプルな広告で、見出し、表示URL、広告文、ランディングページの4つで構成されています。

見出し

上の画像の①の部分で、一番目立つところです。

この見出しがすべて、といっても過言ではありません。パッと見て、一瞬でユーザーを引きつけるフレーズが必要です。ここでコケると広告文を読んでもらえません。

作成のポイントはユーザーが検索するときに入力すると予想される文字列を含めることです。最大文字数は、ほとんどの言語の場合25文字、日本語や中国語などの全角文字言語の場合12文字となっています。

表示URL

②の部分で、Webサイトのアドレスを表示しています。

どのようなWebサイトに飛ぶのか、分かるようなURLを表示することが大事です。あやしいURLはクリックしませんよね?

広告文

③の部分で、商品やサービスなどをもう少し詳しく説明します。

ユーザーが広告をクリックして続きを読みたいと思わせる文章にすることがポイントです。

最大文字数は、ほとんどの言語の場合35文字、日本語や中国語などの全角文字言語の場合17文字となっています。

ランディングページ

広告をクリックして飛んだ先がランディングページです。

ランディングページは、商品やサービスの購入に直結する、とても大事なページです。このページの出来次第で成約率(コンバージョン率)が大きく変わります。

このランディングページは、表示URLとは別にURLを設定する必要があります。広告上ではこのURLを見ることができませんが、表示URLをクリックして飛んだページのURLを見ると、表示URLとは違うことが分かります。

このドメインと、表示URLのドメインが同じでないと審査が通らないので、注意して下さい。

その他

テキスト広告②

ほかにも、電話番号や住所が設定できるので実店舗やコールセンターなどを持っている場合には、掲載するとよりユーザーにとって分かりやすく、次の行動を促した広告となります。

2.イメージ広告

イメージ広告

バナー広告やディスプレイ広告とも呼ばれる、画像を使った広告です。

コンテンツネットワークに参加している全てのWebサイトで表示されるわけではなく、イメージ広告を許可したWebサイト限定で、広告が表示される可能性があります。

3.動画広告

検索結果ではなく、ディスプレイネットワークで表示される広告です。

Googleアドワーズ向けの動画広告は全部で2種類あります。

  1. インストリーム動画広告
  2. ディスカバリー広告

インストリーム動画広告

インストリーム動画広告

インストリーム動画広告とは、Youtubeで動画を再生する前に自動的に差し込まれる動画広告のことです。(何秒か見るとスキップできる、アレです) また、音声がデフォルトでONになっています。

最大の特長は、なんといっても従来のバナー広告よりも大画面で表示され、音声もあるので目立つことです。

また、ユーザーが動画を30秒間(30秒未満の場合は動画の最後まで)試聴、または30秒未満であっても主体的に動画を試聴した場合のみ料金が発生します。

ディスカバリー広告

ディスカバリー広告

ディスカバリー広告とは、インストリーム以外の形でターゲットにアプローチできる広告のことで、Youtubeの動画の横などにサムネイルとして、主に動画を宣伝する目的で使われることの多い広告です。(以前は、インディスプレイ広告と呼ばれていました)

リッチメディア広告

リッチメディア広告とは、テキストや静止画のほか、動画や音声など比較的データ量の多い技術を利用した広告のことです。 静止画や単純なアニメーションの広告に比べ、より豊かに(リッチに)表現が可能なところから、その名がつきました。

リッチメディア広告①

リッチメディア広告②

上の2枚の画像の変化を見て下さい。(実際は動画が使われていて、なめらかな映像として表示されています)

ユーザーがクリックしたりマウス移動などのアクションに反応するので、インパクトが強く、ユーザーの興味を引きつけやすいのが特長です。

Googleアドワーズの料金

すでに述べたとおり、Googleアドワーズの料金はクリック課金制です。広告がユーザーにクリックされた回数の料金をGoogleに対して支払うので、クリックされなければ料金が発生しません。また、自分で1日の予算を設定したり、どれくらい予算をかけるか決めたり、予算のコントロールができます。

Googleアドワーズの最大のメリット

じつは、Googleアドワーズの最大のメリットはキーワードプランナーにあると、私たちは考えています。

キーワードプランナーで宣伝する商品やサービス、ランディングページのキーワードを探したり、キーワードの検索ボリュームを調べたり、過去の掲載結果データとトラフィックの予測データを確認したり。つまり、売り込む商品やサービスに必要なキーワードとその需要が調べられるということ。

キーワードに関する調査と数字は、Googleが一番正確です。何しろ、検索エンジンのシェアは90%以上。日本だけでなく世界中の検索エンジンで集めるデータをもとにしているので。

まとめ

オンライン広告はコストがかかるものの、正しく使えば費用対効果にすぐれた集客手段です。でも、依存しすぎるとクリック単価が高騰したときに広告予算を増やさなければいけなかったり、利益率が下がるリスクがあります。

実際に、GoogleのSEOルール変更にともない、ブラックハットSEOで集客していた多くの企業のホームページは壊滅状態になりました。必然的にPPC広告に頼らざるを得なくなり、クリック単価が急騰して、企業の収益を圧迫したり、最悪は倒産にいたった企業の例もあります。

現在のインターネット広告の市場は1兆円規模。今後もインターネット広告のニーズは増え続け、広告価格もジワジワ上がっていくと考えられています。

だから、最優先すべきはホームページの実力(集客力)を高めて続けること。そして、実力以上のアクセスが必要なときには、正しい計画のもとGoogleアドワーズなどのオンライン広告を利用することが必要です。

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